寝て起きたら資産が増えるフェーズに入っているここ最近の米国株に「やっぱりもうそろそろ暴落が来るんじゃないか?」と密かに怯える毎日をお過ごしの皆様、ご機嫌如何でしょうか?自分の今の心境はまさにこんな感じです。コツ男で御座います。
6月に続いて7月もイベント盛りだくさんの一か月でありました。
FOMCは当然として、CPI(消費者物価指数)・製造業PMI・GDPの発表に加えてビッグテック系の決算発表等、場合によっては大きな調整が入ってもおかしくない様な一か月・・・だった筈ですが、さて結果の程はどうなったのか?
2023年7月の資産総額
7月の総資産は¥13,904,434となりました!前月比では¥2,023,690(17.03%)の増加!そして年初来は¥9,212,717(196.36%)です。
含み益は¥2,126,489(17.82%)で今月も+をキープ!元本はもう少しで1200万円になります。
いつもの様に評価額に若干の誤差がありますが、グラフの方で出してる冒頭の数字には現金やドル資産に加えて「ソニー生命の変額個人年金」として購入している「世界株式型GQ」の数字が入っていないためです。あとはETFの金額更新のタイミングとか。
まぁホントに誤差範囲なので今後もこの数字で出します。ちなみにソニー生命でしか買えない「世界株式型GQ」ですが、リターンが14%位になってました。凄い。
7月の新規買付分は約¥700,000。定期買付分に加えて7月も3倍ETF系を色々と追加購入しております。
大きな調整も無く7月も力強く上昇
先月、先々月に続いて今月も大きく資産が増えてくれました。上昇幅で言えば7月は今年2番目の上昇率です。
それにしてもこの上昇は一体いつまで続くんでしょうか?
コロナショックや去年の永遠に下がっていくような強烈なベア相場を経験している身としては、いつまた暴落するんだろうとビビリも当然入ってしまうわけです。
ですが、そんな心配をよそに上昇を続ける米国株。色々と発表された様々な数字も、今はどうあっても株高の追い風になってしまう様です。
FOMCも無事通過してCPIもしっかりと下がってきています。予想に反して米国のGDPも上振れて米国経済の強さがはっきりと見えました。
これはもう勝ち確じゃあないでしょうか?!
7月のチャートと年初来チャート
まずは主要指数の7月チャートを見てみますが、この記事書いてる日本時間の8月1日午前1時の時点ではまだ米国市場(7月31日)が動いてますが、明日以降仕事が忙しくて記事書く時間が無さそうなのでフライングチャートですみませんw
ご覧の通り全ての指数が上昇!ダウに至っては13週連続上昇という記録的な上昇を見せてくれました。
S&P500もナスダックも強かったのですが、特にラッセル2000が強い1か月となりましたね。小型株で構成されるラッセルまで強い上昇を見せています。
一部のビッグテックが一方的に全体を押し上げているという懸念が過去に出ていたと思うのですが、その心配も杞憂に終わるのでしょうか?
続いて年初来チャート。見るまでもなく圧倒的に上昇。数字だけ見れば完全にバブル相場。
ですが、思い出してください。去年の相場でがっつりと下がった分が今上がってるだけなのです。パンデミックが無い世界線を見てみれば、おそらく自然な上昇値で今くらいの数字になってたんじゃないでしょうか?
・・・と、個人的にはそう思っております(ポジティブクソ野郎)。
各種3倍ETFの1か月チャート。上から順番にSOXL TECL LABU DPST SPXLです(所有資産が多い順に並べてます)。
コツ男のPFの足を思いっきり引っ張っているLABUもギリギリ+となりました。他指数を見てみると、SOXLが引き続き強い!そしてDPSTがやばいですね。+62%オーバーです。
コツコツと買増してたのですが、現在(8月1日時点)含み益が+55%になってます。
DPSTは長期保有じゃなくて短期用として利確前提で購入してたのですが、まだまだ騰がりそうな気配があるためなかなか売れず・・・+100%という数字が見てみたいので、もう少し粘ってみることにします。
銀行不安は今のところ遠のいてる感じもするので、もう少し買増してもいいかもしれませんね。
TECLはMicrosoftの決算を受けて結構下がってしまいました。そんな悪い決算内容じゃなかったのに、市場の目が非常に厳しい・・。
こちらは年初来チャートです。まぁ見るまでもなくSOXLとTECLが優勝です。SPXL(S&P500の3倍レバレッジ)も順調な仕上がり。
LABUは年初来でまだマイナスですか。これまたコツコツ積上げておりまして、もうすぐでLABUの運用資産元本が200万になりそう。
まぁ今後も引き続きコツコツと積上げていきます。早く取得単価を一桁に乗せたいのですが、、もう一息といったところ。
DPSTはクレディ・スイス問題に端を発した金融不安によって超絶な下落を食ってますのでまだまだマイナスなのですが、直近はかなり好調な株価推移を見せています。
利下げが始まったらさらに大きな上昇が見られるのでしょうかね?
プラスになったら売ろうとしてたSPXLがもう+10%くらいになってるので、これを利確してDPSTに資金移してもいいかもしれないなぁとか思いつつ。
ちなみに3倍ETFですが、TMFも約20万円分程保有しています。上記はTMFの年初来チャートですが、ご覧の通り金利が何時まで経っても下がらないため、じわじわと下げております。
現在の株価は7ドル前半と過去最高に安値圏。こちらもDPSTと同様に買増しを行いたい水準の価格になっています。
8月の余剰資金がいくら発生するかはまだわからないのですが、また頃合いを見て3倍系のETFは買増しを行っていきます。
8月の運用方針
毎回同じ内容で恐縮なのですが、8月の運用方針も7月と一緒です。定期買付分に加えて、余剰資金が出たら3倍ETFをタイミングを無視して購入していきます。
- レバナス:¥100,000(通常NISA)
- eMAXIS Slim 米国株式(特定):¥50,000
- 楽天VTI(iDeCo):¥68,000
- 余剰資金は全て3倍ETFを購入(特定)
ウェルスナビに入れてた自動入金分(¥70,000)はストップしていますので、もちろんその分も3倍ETFの購入資金に充てます。
まとめ
終わってみれば7月も力強い上昇を見せてくれた米国株。
夏枯れ相場も何のその。多少の上下は当然ありましたが、結果的に何もせずがっちり保有して寝て起きたら勝手に資産が増えてる状態が続きました。
7月後半に日銀のYCC柔軟化を受けて世界的に株価が大きく動く局面もありましたが、その影響も一時的なものとなった様子。
また、FOMCではパウエル議長が「ソフトランディングの可能性」を示唆していました。
リセッションは来ないとも取れる会見内容に続いて、米国GDPの市場予想上振れも手伝い、7月も最高の一か月となったわけですが、では8月は一体どうなるのか?
今度こそ暴落が来るのか?
遅れてやってきた夏枯れ相場にヤられてしまうのか?
やっぱりリセッション懸念で株価暴落?
政策金利はやっぱりあと1回引き上げられる?
パウエル議長がタカ派発言を連発する?
AIバブルが間もなく崩壊する?
・・・これだけ株価が騰がっても懸念事項はたくさんあります。心配事はひとっつも尽きません。
我々にできることは日々上下に動く株価と市場の流れに身をゆだねるだけ。
だから株価なんて毎日見る必要もありませんw
SNSの暴落煽りも無視してがっちりと自分が信じた指数(インデックス)やETFをホールドして、毎日程ほどに頑張って休みの日はしっかりと自分と家族のために時間を使ってあげてください。
そのほうが圧倒的にリターンが高まるはずです。
ではでは、今回もこの辺りで。また来月の更新でお会いしましょう!