早くも2025年の半分が終了してしまいました。そして米国市場も上半期が終了したということですが、なんやかんやと今年も色々な出来事があった米国株市場。
その中心はもちろん皆様ご存じ、トランプ大統領ですよね。
まぁ本当に色々かき回してくれたな~と思う一方、日本もこんくらい自国ファーストでやってくれんかな?とちょっぴり羨ましい気持ちも。
そんな慌ただしかった上半期を経て、私の資産はいったいどうなったのか?今月も包み隠さず資産報告を行っていきたいと思います。
今月はちょっと長文。書きたいことダラダラ書いてたらえらい長い記事になってしまいましたw
2025年6月の資産総額

2025年6月終了時点の総資産は¥29,175,839となりました。前月比は¥3,659,542(14.34%)で2か月連続で大幅に回復!年初来では¥711,974(2.50%)で、ようやく年初来でプラスです。
📯祝!過去最高値を更新!!📯
気が付けば高値更新です。昨年の12月に記録した過去最高値を半年ぶりに更新です。
一時は総資産が2,000万円を割るまで凹んでしまい、このブログを始めた当初から目標にしていた「資産3,000万円」が随分と遠のいてしまったかに見えました。
が、しかし!そこはさすがの米国株。不死鳥のように蘇り、気が付けば目標値の3,000万円まであと僅かな金額まで復活してきました。素晴らしいの一言であります。
年初来もようやくプラスになりました。一番マイナスになったのが4月の¥-6,831,909だったので、そこから随分と回復してくれました。
時価評価額と含み損益

6月末の評価損益。まだ僅かに持ち出しとなっていますが、まぁほぼ誤差みたいな数字ですね。
この短期間でよく回復してくれたと思いますが、実は各種3倍ETF群はまだ圧倒的な含み損のまま。投資信託やiDeCoがこれらのマイナスを消してくれてる状況だったりします。
特にSOXLとLABU(私の主力銘柄)のマイナスがひどいヒドイ・・・。この2銘柄の含み損が消えるには、まだ長い時間が必要です。最悪、数年は含み損のままになる可能性も。
でも主力であることに変わりはないので、引き続きバイ&ホールド継続です。
尚、元本は着実に積みあがっており、来月には区切りとなる3,000万円に届くかもしれません。
ひとまず近々の目標値としては、元本3,000万円 or 時価評価額3,000万円です。7月相場が良ければ、来月にもダブル達成となりますが果たして?
運用資産と含み損益の推移

ようやく見れる形になってきた2025年の資産グラフ。5月、6月と大幅に上昇して見事なV字回復を見せてくれました。
ただし短期的には過熱感も出ており、S&P500もナスダックもRSI(相対力指数)は70を超えています。
そろそろ調整が来てもおかしく無い数値なのですが、引き続きそういったテクニカル指標は無視してJUST KEEP BUYING(ただ買い続けろ)です。

2023年~2025年の資産推移。直近の回復具合が良くわかります。惚れ惚れする綺麗なV字にうっとりです。
7月もサマーラリーで上昇してくれれば、更に見栄えの良いグラフになるのですが、まぁそろそろ利確も入ってきそうなのでそんな上手くはいかないでしょうね。
2025年6月の株価推移

主要指数の1か月チャート。全指数において完全なる大勝利!為替も加味するとリターンはもう少し低くはなりますが、それでも着実に資産が増えた一か月となったはずです。
ラッセル2000がS&P500やダウよりも強かったのは意外でしたが、小型株で構成されるラッセルが上昇するのは良い傾向ですね。利下げもそろそろ織り込み始めているんでしょうか?
・・・それにしてもFANG+の圧倒感よ。
「NASDAQ トップ 30 ETF(392A)」が7月末から購入できるようになるそうで、若干心揺れましたが、この数字を見てそのス○ベ心も吹き飛びました。
引き続きFANG最強!FANG最強!
飛ぶ鳥を落とす勢いのパランティアは気になりますが、ナスダック100にも入ってるのでまぁ恩恵は受けてるのでいいかなと。

主要指数の年初来チャート。ドルベースではダウとラッセル以外は年初来最高値を更新しており、さらに過去最高値すらも更新しております。
誰や!米国株は終わったなんて煽り散らかしてたヤツらは!どうせ再生数稼ぐ目的があるのなら、誰も傷つけないポジティブな内容でやってもらいたい。
とはいえ、私はそういった動画は一切見てないので、実際どのような煽りがされているのかはまったく関知しておりません。Xに流れてくる悲観予想をチラっと見る程度。
現在に至るまでに、幾たびと繰り返された暴落煽りにも負けず、最高値更新を続けるS&P500とナスダックは、やはり偉大です。

一方の3倍ETFはというと・・・?1か月で見ればかなりの上昇幅!SOXLに至っては48%上昇と、強力に市場を牽引。NVDA(エヌビディア)の2倍レバレッジETFのNVDUも大幅に上昇してくれました。
意外だったのがLABUで、単月で見ると実は上昇という結果に。ラッセル2000が強い月だったので、小型株が多いバイオ関連企業も買われていたということでしょうか。
テスラのロボタクシー関連のポジティブな話題を受けてテスラの2倍ブルETFのTSLLは6月後半に大きな上昇がありました。が、その後再び下落。ボラ激しすぎて眩暈がしますが、このETFも長期投資枠なので特にやることはありません。静観です。

こちらは年初来チャートですが、TQQQとNVDUはすでにプラテン。SOXLも大奮闘しており、かなり回復しております。
一方のLABUとTSLLはまだ戻りが弱いです。TSLLとNVDUは、投信で購入しているFANG+の元本合計値に対して、7~8%の割合を持つようにしていますので、そろそろチョコっと買い増しが必要なのですが、少しタイミングが遅れたかな~と。
NVDUは結構騰がってしまったので、来月はTSLLを少し買い増すのがよさそう。
SOXLの再INで大失敗した話
それにしても・・・ホント今更ですが、去年SOXLを全利確した後、しばらくしてから再度入り直したのは完全なる大失敗でした汗
$46.93で全利確(約500万円)し、しばらく静観の後、$60付近で再IN。そう。この付近が天井でした・・・笑
その後はひたすら下がり続けて一時は10ドルを割る水準にまで下落。
結果、含み損は最大で-70%くらいまで凹んだのを確認しております。
その間もコツコツナンピン・・・という名の素寒貧を続けた結果、現在は元本が約600万円、含み損益は-30%程度まで回復はしてきましたが、この再INを今年の3月~4月まで待っていれば・・・と、夢に出そうになりますw(実際に出たことないですが)

ちなみにSOXL(半導体)には明確な「シリコンサイクル(半導体業界特有の景気循環→好不況の波のこと)」というものが存在します。
シリコン=半導体の材料を使う産業であることからこの名が付きました。
上記はSOXLの5年チャートですが、シリコンサイクルは2〜4年程度の周期で繰り返される傾向にあると言われています。
- 2020〜21年・・・コロナ特需で「テック需要急増」→ 拡大・過熱期(半導体バブル)
- 2022〜23年・・・在庫調整・スマホPC不振 → 調整・不況期へ(特にメモリ系)
- 2024年後半〜 ・・・AI・データセンター・車載需要が急増 → 再び拡大期へ突入(現在進行中?)
直近の5年間で、このシリコンサイクルのピークは2回あったのですが、2回目が終わって今3回目が始まっているのでは?という状況なんです。
確かにチャートの動きを見てると、なんだか似たような傾向にあるような無いような・・・。仮にこのシリコンサイクルの最盛期がこれからやってくるのであれば、SOXLの価格もまた50~60ドル近辺まで上昇する流れとなります。
一応私のMyルールとして、SOXLは100%(バガー)上昇したら売却、というものがあるのですが、このままナンピン&買い増しを続けて、50~60ドルで利確、とした方が良いかも?と、思案しております。
前回の利確も上値を決めず、単純に100%になったから売却したに過ぎず、その後「まだ上がるだろう」となんとも適当な感情で再INした結果が今の含み損ですからね。
それならば、最初から売却の指値を入れて放置するのがいいのではないかと思う次第であります。
・・・まぁこんな誰でも考えつくような戦略、当然上手くいくはずがありませんがw
今回の調整を受けて一つ確信できたことは、SOXLは一桁ドルになったら全力買いでOKということですね。次回また10ドル割ったら、次こそは全力(するための資金も置いとかないとですが)でいきます。
今回も10ドル割った際にそれなりに買い増しはしてますが、もっと突っ込めばよかったと後悔するも後の祭りです。
LABUの含み益を捉えた貴重な瞬間
さて、今日はもう一つ、LABUについても言及します。このLABUですが、実は過去少しの間だけ含み益になったことがあります。

もう2度と見れないかもしれない、LABUが含み益となった瞬間のキャプチャ。去年の2月から3月にかけては含み益にもなっていたんですよね。
変に欲張らずに、このタイミングで利確(見切り)しておけば・・・。
LABUも素寒貧を繰り返して、現在の元本は約480万円になっていますが、それが今や-63%です。
強烈!でもやっぱりまだまだ期待しちゃう。そんなツンデレで可愛い子なんです。LABU。
LABUは10倍(もしくは2倍w)になるまで保有すると決めているので、その時が来るまでひたすら地に伏して待ちたいと思いますが、キリのいいところとして、後20万円だけナンピンして追加購入は完了したいと思います。
あとは本当にもう待つだけ。小型株で構成されるLABUは、利下げが始まらないといつまで経っても資金が集まってこないようなので、インフレ再燃が心配ですが個人的には早く利下げしてほしいと願っております。
そういえばまだ持ってたJumia Technologies

忘れた頃にご紹介。現在のJumiaですが、少しだけ戻してました。実はまだ持ってたりします(評価損益は-47%)。これはもう完全なる宝くじ枠での保有になりますね。
実質戦力外もまだ期待している枠として今後も保有しておきますが、聡明な皆様におかれましては、Jumiaに投資するくらいならさっさとS&P500やナスダックに投資した方が良いですw
ホルダーの皆様には申し訳ありませんが、それが今現在のジュミア・テクノロジーズに対する率直な感想です。
ジュミアがアフリカのAmazonになるよりも、Amazonがアフリカで知名度と資本の暴力を駆使して派遣取る確率の方がきっと高いはずなのです。
6月の新規買付分&行ったこと
6月も基本方針に変わりはありません。以下の通り、コツコツ粛々と、自動的に積み立てを行いました。
- iFreeNEXT FANG+インデックス:¥100,000(つみたて投資枠)
- iFreeNEXT FANG+インデックス:¥50,000(成長投資枠)
- eMAXIS Slim 米国株式:¥90,000(特定)
- 楽天ナスダック100:¥68,000(iDeCo)
- 小規模企業共済:¥70,000
- その他:¥36,000(定期預金/変額個人年金)
- 仮想通貨回りを整理整頓
基本的には前月と同じなのですが、少しアップデートした部分もあります。それが仮想通貨回りです。
6月末現在、PFの割合としては1.7%程度しかない仮想通貨ですが、少し手を入れました。
この件についてはXに投稿しましたが、よくわからんままに適当に購入していた草コイン(アルトコイン)の大部分をうっぱらって、BTCに集中させました。
今後はメインはBTC、サブでXRPとETH、期待枠でDOGE、そして宝くじ枠でSHIB(一番枚数持ってる)という構成でいきます。他にもまだ保有してるアルトコインはありますが、ChatGPT調べでまだ将来性があるということで、それらは残しました。
ちなみに仮想通貨については、145%程度の含み益が出ています。税金面のこともあり、ずっと利確せずひたすらに持ち続けてるだけなのですが、そこそこのプラスになってました。
あとは楽天ポイントの扱いも6月から変更です。今までは楽天ポイントは全て投信の購入に充てていたのですが、再び楽天ウォレットにてBTCの買い付けに利用することにしました。
将来、さらに大きな値上がりが期待できるかもしれないBTC。やはり少しずつでも増やしておきたい。でも基本は株式の方を増やしていきたいので、楽天ポイントで再びBTCを買っていこうかなと。
実は2021年頃はこれやってたんです。途中でやめて投信の購入(当時はレバナスでした)に変えたのですが、そのまま続けといたらよかったなと。
楽天ウォレットのBTCを現金化した際の記事もあります。何かの参考になれば幸い。
7月の運用方針
7月も前月までと変わりありません。定期購入でFANG+、S&P500、ナスダック100(iDeCo)、小規模企業共済を積み立て、楽天ポイントでBTCの購入。後はTSLLかSOXLを少し買い増して、7月の投資作業は完了となります。
できれば成長枠のFANG+にも資金入れたいところなのですが、TSLLもSOXLもまだ買い増しゾーンの価格帯となっておりまして、どっちを優先するか決めかねている状況です。
まぁ安パイでFANG+に入れるのがいいのは分かってはいますが・・・TSLLとSOXLが7月爆発したら悔しいじゃないですかw
ひとまず何もしなくても勝手に毎月40万円くらいは投資に回るので、やっぱり結論としては投資のことは程々にして、お仕事を頑張るのが最良です。
今月のまとめ
- S&P500とNASDAQは史上最高値を記録(S&P500:6,173、NASDAQ:20,273台)
- 第2四半期では、S&P500が+11%、NASDAQが+18%と大幅上昇
- イスラエル・イラン間で一時的休戦→ 地政学リスク低下
- FRBが年内利下げに一定言及
6月は地政学リスクの高まりで原油価格が一時高騰する等、ボラの高い状況も見られましたが、終わってみればS&P500もナスダックも市場最高値を記録し、5月に続いて好調を継続した1か月となりました。
また、FRBから利下げに関する言及も増えているのですが、これは同時に経済の減速も始まっている可能性を示唆しています。
リセッションやスタグフレーションといった景気後退の懸念も消えてはおらず、7月もちょっとしたことがトリガーとなって株価も逆噴射する可能性は0ではありません。
一方で7月はサマーラリーによる株価上昇が期待できるというアノマリーもありますので、やっぱり期待はしてしまうわけです。
ちなみに2025年のサマーラリーが発生する確率は、ChatGPTによると70%くらいの確立だそうです。
2025年はサマーラリーが発生するのかを分析してくれと質問したところ、以下のような解答が返ってきましたので、おまけとして共有しておきます。
2025年の「サマーラリー発生確率」は?
- 6月末時点でCPI下振れ → 利下げ期待再燃 → AI株復活という流れ。
- 7月にGAFAMやNVIDIAなどの決算が控えており、好業績期待が高まる。
- 2025年はサマーラリーが起こりやすい地合いとも言える。
2025年の「サマーラリー発生確率」を明確に数値で断定するのは難しいものの、現在の地合いや過去の統計、7月に向けた材料を踏まえると、「発生の可能性は高め(≒70%前後)」と見る専門家・市場関係者が多い状況です。
以下、根拠と補足です。
暫定評価: 発生確率 約65〜75%前後(高め)
これは確率論というより、定量・定性データからの期待度として捉えてください。
発生確率を高める主な要因(=2025年の地合い)
要因 | 内容 |
---|---|
✅ CPIが下振れ | 6月発表の5月CPIが予想を下回り、インフレ鈍化の再確認 → 利下げ期待回復 |
✅ FRBの姿勢 | パウエル議長が「年内利下げも視野」と柔軟なトーンを維持 |
✅ AI相場が復活気配 | NVIDIA、Supermicro、クラウド関連が再び資金を集め始めている |
✅ 大型決算控え | 7月下旬にGAFAM+NVIDIAのQ2決算ラッシュが到来 → 業績期待高まる |
✅ 年初来パフォーマンス | NASDAQ +15%超、S&P500 +12%超と、リスク選好が継続中 |
✅ 実際の需給 | 米国株ETFや年金資金が再びリスク資産にシフトしつつある兆候あり |
ただし「逆風」になる可能性があるリスク
- 7月CPI(=6月分)でインフレ再加速が確認されると「利下げ期待が再後退」
- 地政学(台湾・中東)や大統領選リスクの急浮上
- GAFAM決算が「高期待に届かず」だった場合は失望売り
結論:現時点の地合いは「追い風」。2025年のサマーラリーは高確率で発生しそう。テクニカルにもファンダメンタルにも追い風がそろい始めている。短期投資家や機関のポジション積み増しが始まれば、 7月中旬〜末にかけて一段高が期待できる展開。
S&P500の「7月」パフォーマンス(過去10年)
年度 | 月間騰落率(7月) | 結果 | 補足コメント |
---|
2023 | +3.1% | 📈 上昇 | AIテーマ続伸、FOMC無風通過 |
2022 | +9.1% | 📈 上昇 | インフレ鈍化+リバウンド局面 |
2021 | +2.3% | 📈 上昇 | 決算シーズンで堅調 |
2020 | +5.5% | 📈 上昇 | コロナ後の大規模緩和継続 |
2019 | +1.3% | 📈 上昇 | 利下げ観測が追い風 |
2018 | +3.6% | 📈 上昇 | GAFAM好調、ハイテク牽引 |
2017 | +2.0% | 📈 上昇 | 景気拡大トレンド継続 |
2016 | +3.6% | 📈 上昇 | Brexit後の回復相場 |
2015 | -1.3% | 📉 下落 | 中国市場不安・商品安 |
2014 | -1.5% | 📉 下落 | 地政学リスク・利確売り |
勝率まとめ
- 上昇:8回 / 10年中 → 勝率 80%
- 平均リターン:+2.57%
- 最大上昇:+9.1%(2022年)
- 最大下落:-1.5%(2014年)
結論:7月は高確率でプラス、特に調整後のリバウンド局面で強い
- 過去10年で見ても勝率80%は非常に高水準。
- 2025年のように「利下げ期待+AIバブル+好決算期待」が重なる年は、特に上昇しやすい条件が揃っていると言えます。
・・・以上です。AI調べでは「サマーラリーの発生確率はかなり高い」と出ましたが、さてその結果は?
答え合わせは来月に笑

サマーラリーが来ようが暴落が来ようが、引き続き長期目線でジャスト・キープ・バイング!