Twitterからレバナス民が消えた?2022年2月の資産運用状況

米国株は1月に続いて2月も非常にボラの激しい、厳しい相場となりました。

インフレやFRBの利上げ懸念、そしてとどめのロシア・ウクライナ情勢・・・。3月の利上げ前にこれでもかと出てくる悪材料。マイナス要素のオンパレードで好材料は皆無でした。

「米国株終了。今後は新興国が強い」とか、「これからはグロースじゃなくてバリューの時代だ」といった意見が拡大。米国株、特にレバレッジを掛けている投資家叩きが顕著になり、その流れに便乗して情報商材に誘導する〇フィリエイターもわんさかと発生。なかなかにカオスな状態となっております。

隆盛を極めたレバナス界隈のホルダーも一人、また一人と脱落していき、損切報告も散見される状態に。更新がストップしてしまったアカウントの数はいかばかりか・・・。

Twitter界隈ではレバナスに投資してるというだけで叩かれ煽られるような散々たる状態となっており、おいそれと発言できない環境になってしまったようです。

私もTwitterは結構使っておりまして、様々な投資家アカウントをフォローして日々タイムラインを追いかけているのですが、株価の下落と共に株クラスタ界隈がどんどん荒んでいく様子を見るに、やっぱりお金が減っていくストレスは尋常じゃないよなぁ・・と改めて実感した次第であります。

だからといってそのストレスのはけ口を他者に向けていいというわけではありませんが・・・。

さて、そんな悲惨な状況が続いた2月。レバレッジがメインのPFがどうなったのかを包み隠さず紹介したいと思います。

2022年2月28日時点の資産総額

総資産額は¥4,005,414で、前月比で+¥108,288となり、ボラティリティが高い相場の中でプラスとなってくれました。年初来のリターンは-18.08%とやや改善。2月単体のリターンは+2.78%となりました。

  • 年初来:-18.08%
  • 前月比:+2.78%
  • 新規買い付け額:¥211,645
  • 売却:無し
  • リバランス:無し

毎月積立ての16万円に加えて、2月はさらに5万円程を追加投資。合計で約21万円の買い付けとなり、下落よりも投入金額が上回った結果、前月比で+となった形です。

2月はすでに予算の全額投入を完了しており、新たな購入の予定はなかったのですが、ロシア/ウクライナ情勢の不安がピークに達した(と思われた)2月24日に、来月分の5万円を前借する形でTECLとSOXLを購入。

購入後にロシア/ウクライナ開戦⇒株価暴騰もあり、先月比で+となりました。

  • 2月1日~2月9日にかけて一旦大きな上昇(その後ウクライナ情勢を受けて暴落)
  • ロシア/ウクライナ開戦によって上昇

マイナスが思ったほどではなかった要因としては上記の2点が挙げられます。

ロシア/ウクライナ開戦によってFRBの利上げ予想が0.5%から0.25%に縮小されるのでは?といった期待からグロース株への買戻しも増えているようです。

ただし、ウクライナ情勢によってはまた大きな下落が発生する可能性もありますので、まだまだ予断は許さない状態といえそうです。

現在のポートフォリオ

こちらは現在のPFです。43juniのグラフを使ってましたが、BTC周りのグラフがごちゃっとしてしまい見づらくなっていたのでスプレッドシートで作り直しました(アルトコインはBTCの中にすべて含めました)。

比率が小さすぎて殆どグラフが表示されていないのですが、NASDAQ100 3倍ブルが約1万2000円分(全てポイント)と、ネオモバの毎月付与のポイントが溜まったら購入しているENEOS株が3株入っています。

現在のレバレッジ商品の比率は約63.8%。先月と殆ど変りはありませんが、今後新規買い付けしていく商品はレバナス、TECL、SOXLがメインとなりますので、楽天VTIやeMAXIS Slim 米国株式の比率は徐々に下がっていくと思われます。

今、過去に遡って投資元本を正確に抽出している最中なので、その作業が完了できれば現時点のトータルリターンも紹介しようかなと思います。

投資元本をちゃんと把握していないって・・・やばいですね。

レバナス運用が不安になった場合はどうすればいいのか?

SNSでは暴落を受けて悲観論が散見される事態に陥っています。せっかく優れた指数に投資しているというのに、この局面での損切は非常にもったいないと感じます。

そんな周りの声に流されて失禁売却(風丸さん命名)してしまわないようにするには、いったいどうすればよいのか?

というわけで、握力を高めるためにも心の安定剤でもある「NDX(Nasdaq100指数)」と「QLD(レバナスに相当)」の対数チャートを見ることをオススメします(クリックで拡大)。

NDXのチャート
QLDのチャート

このチャートは印刷して壁に貼り付けておくのもいいですね。不安になったときはこれを見れば少しは平静を取り戻すことができるかも?

株価暴落の際は色々な雑音が耳に入ってきますが、我々が一体何に投資をしているのか?それをもう一度見つめなおしてみましょう。それでも不安になる場合はリスク許容度を見誤ってる可能性が高いです。

また、レバナスホルダーの中には「自分は長期投資家」と自負してるのに、気が付けば短期のチャートしか見てないという方はきっと多いはず。

例に漏れず自分もその気があるのですが、最近はいい意味で仕事が忙しく、投資していることを忘れることもしばしば。

特にTwitter見れてないときはそれが顕著に現れます。なので、どうしても下落が不安だという方は、SNSから少し離れてみるのもいいかもしれませんね。

株価のチェックなんて月に1回くらいでもいいような気はします。

レバナス大暴落~えっ今後どうすればいいの?~

握力を鍛えるために見ておきたい動画を一つ紹介しておきます。他人の意見に左右されず、自分が信じた指数(商品)をひたすら買い続けること。コレ、めちゃくちゃ重要ですね。自身も改め、肝に銘じておきます。

来月の運用方針

来月の運用方針も変わりません。株価が上がっても下がっても、毎月決められた金額を積み立てていきます。

尚、3月は前述したように前借という形で5万を追加投入してしまったので、レバナス10万+iDeCoの1万の合計11万円の買い付けとなります。

利上げやQT等のイベントがこれからも控えている米国。来月の株価はいったいどうなっているのか気になるところではありますが、予想するだけ無駄ですし、的中させるなんて人類には不可能なことなのでチャートはあまり見ないようにして引き続き日々を頑張っていくのみです。

まとめ

冒頭でも触れましたが、2月も色々な出来事がありました。当初はインフレ抑制を目的とした利上げ懸念が最大のネガティブ要素でしたが、ロシア/ウクライナ情勢が逼迫するにしたがってその様相は一変。一時は回復傾向にあった株価が再び暴落し、投資家心理に暗い影を落としました。

そしてついに開戦。「識者」と呼ばれる方々が口をそろえて「戦争は無い」と様々な媒体でコメントしていましたが、今の状態を見てどう思っているのでしょうか。

何事も「絶対」はありません。特にロシアなんて日本のすぐ近くの隣国です。その国が21世紀の現代で、普通に戦争を行っている事実に少なからず恐怖しています。

結論。株価の暴落なんかよりも戦争が怖い。1日でも早く戦争が終わりますように。ロシア/ウクライナ双方の人々の安全を祈ります。

追記:SWIFTからロシアが排除される

2月最終日の28日にSWIFTからロシア排除という大きな動きがありました。

金融版の兵糧攻めとも言われているSWIFT(国際銀行間通信協会)排除が影響してか相場がまた大きく動きそうですが・・・。

関連記事(外部サイト):焦点:SWIFTでの制裁、ロシア経済に壊滅的打撃も

3月も引き続き、ボラティリティが非常に高い、不安定な相場になると予想されますので、周りの声に惑わされない様に注意して相場を見守っていきましょう。

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