昼間はまだ暑い日が続きますが、朝晩の冷え込みが進んで冷房無しで眠ることができる気候に突入しました。その一方、米国株は逆にアツく!絶好調な相場となりました。
毎年言われてますが、9月は1年で最も弱いとされるアノマリーがあるのですが、結果は一方的な右肩上がり・・・!

某インフルエンサー達は揃って暴落を煽ってインプ稼ぎに汗を流す毎日でしたが、その目論見は少なくとも9月は大外れ。
この素晴らしい上昇相場で暴落煽りを信じてしまい、大きな機会損失を出している視聴者たちに謝ってもらいたいもんですが、何を信じるかは個人の自由。
長期投資を念頭に積み立て&ガチホを貫き、暴落も甘んじて受け入れるポジティブ投資家達にとってはホクホクだった9月の資産状況を今月もお届けしたいと思います。
2025年9月の資産総額

2025年9月終了時点の総資産は¥35,029,254となりました。今月も3,000万円台をキープ!・・・どころか、過去最高値を大きく更新!
前月比は¥3,301,930(10.41%)でこちらも大きく上昇。金額ベースの上昇値では過去5番目の数字となりました。
そして年初来は¥6,565,389(23.07%)となっています。今年の4月末時点では年初来で-20%を超えていたのですが、よくここまで持ち直してくれました。素晴らしい。
今年で一番資産が減ったのは4月で、この時は評価損益は-700万円近くになってました。
振り返ってみると・・・よく耐えてたなぁと。この時期は仕事がクッソ忙しくて、相場から適度な距離感で離れていたのも良かったかも?
仮に10月に大きな調整が来て、また3,000万円を割るようなことがあっても、過去に下がった最大値(現在で言えば-700万円)までは耐えることができます。
この様に、レバレッジメインのPFを組んでいる投資家は、日々強烈な痛みを伴いながらも、確実に成長していくのです。
本音は早くPFからレバレッジ清算してノンレバ投資家に転身したい
時価評価額と含み損益

9月末の時価評価額と元本、含み損益はこんな感じ。含み益が結構膨らんできましたが、この数字はシレっと過去最高値を更新しております。
含み益の内訳としては、投信とiDeCoが大半を占めてます。何も考えず、淡々と積み上げているだけでこのプラス。
もはや周知の事実ではありますが、がちゃがちゃせずに淡々とS&P500やオルカンを積み立てるのが最適解なのです。人はなぜ、PFをアレコレと弄り倒してしまうのか・・。
一方のETF、3倍のSOXLとLABUは引き続き全体の足を引っ張っております。・・・が、9月の上昇でSOXLが一瞬だけ評価額がプラスになるタイミングもありました(現在はまたマイナス)。
9月は半導体関連も絶好調でした。ここからさらに上に行くのか、または大きく調整するのか?分水嶺な感じなのですが、できればもう一段ロケットの様に噴射してもらいたいところ。
元本については3,000万円を目前に停滞しています。これは利益が出たものを利確して、必要になった分を生活費として使っているためです。
この様に、目標金額であった総資産3,000万円を達成してからは、わりと抵抗なく利確→消費に回してたりします。
ここ最近だけでも車買うときの頭金に使ったり、エコキュートが壊れたので取り換え工事に利用したり、税金の支払いに充てたり・・・結構躊躇なく使ってます。
なのに9月は過去最高値を更新するという好相場。ほんとに投資やっててよかったと強く思います。
運用資産と含み損益の推移

9月終了時点での損益グラフ。直近は綺麗な右肩上がりで、これで5か月連続の上昇となりました。
ずっと上昇が続くと、確かに「そろそろ大きな調整くるよね」と警戒するところではあるのですが、これは過去、何度も我々が味わってきた調整や暴落を経て身に付いた、「経験による心のアラート」です。
この様な心の嫌~なざわつきも、リスクを取って市場に参加している証拠でもありますので、甘んじて受け入れるようにします。その時が来ればその時なので。
・・・とか言って10月ドカンと下がったら悔しいので、できればこのまま右肩上がりを願います!

2023年からのチャート。右端の数字が切れてしまいましたが、細かいことは気にしません。
ちなみになぜ2023年からにしているかというと、明確に上昇が開始したとされている2023年からグラフを切り抜くことで、見栄えが良くなるので2023年から紹介しています。ただの見栄です笑
そういえばこの上昇相場はいったい何時まで続くのか?
一説によると平均3~5年くらいは続くらしいのですが、仮に5年の上振れを引けたとするならば、後2年はこの相場が継続するということになります。
仮に年率20%であと2年増えたとすれば、2027年には総資産が入金も込みで6,000万円を超える計算です。ホント、株式投資には夢がありますね!
でも、逆にここから長い下落のターンが続けば、資産はみるみる目減りしてあっという間に今の半分くらいにはなりそう。レバレッジ掛けてるのでもっと減るかもしれませんね。そうなったら次は血反吐いて悪夢に早変わり。
そうならない様に祈りつつ、私のような凡人投資家は時間とレバレッジによるリスクを味方につけて、相場に居座り続けることにします。
2025年9月の株価推移

まずは主要指数から。今月も安定して、すべての指数が上昇。S&P500もダウもナスダックも、そしてFANG+も過去最高値を更新しています。
円安も手伝い、指数の伸び以上に資産が増えていたという方は多そうです。
夏枯れ調整が懸念された9月ではありましたが、そういったアノマリーも完全に杞憂に終わった1か月となりました。
そういえば最強伝説さんの動画で、この9月が弱いアノマリーについて興味深い情報が発信されていました。
まだ見ていない方はじっくりと見ていただくとして、一言でまとめると「9月弱いというアノマリーは偶然かたまたま」ということです。
アノマリーが有名過ぎて独り歩きしてる様なのですが、動画を見るとなるほど、と腑に落ちるはず。是非視聴してみてください。
少なくとも私は、今後は「9月は弱いというアノマリーがある」とはもう言わなさそうw
ただ、今後も記事作成する際に話題にはしやすいので、引き続き9月アノマリーについては触れていくようにします。

各指数の年初来チャート。引き続き全てプラスです。強い。
まだ9月ですが、これまでを振り返ってみると今年もやっぱりハイテクが市場全体を引っ張っている様子。
もはやインフラ化し、我々の生活になくてはならないハイテクに投資しないという選択肢はもう考えられません。
もし仮に、今後ITバブル級の大暴落があったとしても、その時はもう「しょうがない」出来事として受け止め、ハイテクと一緒に沈んでいく覚悟で今後も投資を続けていきます。

レバレッジ&個別系。SOXL&LABUが久々に強い1か月でした。
9月のFOMCの利下げを織り込んだのか、やっとこの二つが上昇に転じてくれました。贅沢は言わないので年内にあと100%騰がってくださいお願いします。
SOXLはインテルやオラクルの暴騰もあり絶好調。LABUも金利低下を織り込みつつあるのか、久々の大幅上昇となりました。
コツ男はこの二つを大量に抱えていますので、そりゃー資産が増えるってもんですよ。・・・とはいえ、今まで大きなマイナスを食らっていただけで、その価格が「プラマイ0」に戻ってるだけ。引き続き含み損を食らっております。
それと、先月から持ち株に変化がありました。新たに「NBIS -ネビウス・グループ-」を追加しています。
銘柄の説明は省きますが、現在保有しているFANG+の時価評価額(約750万円)のおおよそ5%分を保有しています。
そしてテスラの2倍ブル、TSLLは一旦全て利確。税引後で約15%くらいのプラスで利確しています。
テスラの直近の急騰を受けて、大きくなマイナスから一瞬にしてプラテン。レバレッジが上方向に向かった爆発力は相変わらず強烈っ!
利確後に10口ずつ×計2回買って、TSLLは現在20口の保有となっています。
ちょこちょこと小銭拾ってるような感覚ですが、あまり欲張らずにコツコツやって利確による優越感を得ている感じです。都度税金取られるので効率は凄く悪いですが。
JMIAはGoogleファイナンスの仕様で、一覧に5つまでしか銘柄表示できないので、今回はランキング外としてチャートは載せてませんが、JMIAも引き続き強くて、9月も+20%を記録しています。
直近の勢いは無くなってはいますが、引き続き保有&またコツコツ買っていきます。

年初来ではこんな感じ。PTIRとNBISは保有してからまだ日も浅いため、年初来チャートからは外しました。
というわけで年初来から持っている上記4銘柄のチャートを改めて確認すると・・・ジュミア・テクノロジーズのヤバさが際立ちますね。
僅か9カ月の間で3倍になってます。個別株の爆発力はレバレッジの比じゃありません。夢がありますね!
そして私のPFのメインを張るSOXL&LABUは9月の上昇を受けてようやく年初来でプラスになりました。
SOXLもぼちぼちプラテンする場面も出ており、「一旦全部清算しようかな・・・」という誘惑と戦っております笑
もしくは部分利確して成長枠を埋めるか。どのみちプラスに転じなければ利確できないので、引き続き10月の相場にも期待です。
9月に行ったこと
9月も前月と同様に、基本的な買い付けを自動的に行っております。
- iFreeNEXT FANG+インデックス:¥100,000(つみたて投資枠)
- iFreeNEXT FANG+インデックス:¥50,000(成長投資枠)
- eMAXIS Slim 米国株式:¥90,000(特定)
- 楽天ナスダック100:¥68,000(iDeCo)
- 小規模企業共済:¥70,000
- その他:¥36,000(定期預金/変額個人年金)
上記の自動積立に加えて、スポットで成長枠にFANG+を250,000円分購入しました。
これで残りのNISA成長枠は125万円。このうち15万円分は毎月購入分で消化できるので、後110万円は手動で追加する必要があります。
前述したように、SOXLがプラスになったら一部を利確して成長枠を埋めるのがまぁマストかなと思います。
逆に再び調整が入って、また大きくマイナスに凹むようなら今年はもう成長枠は埋めなくてもいいか・・・とも。まだ時間はあるので引き続き熟考です。
後は、株価推移の項でも書きましたがTSLLを一旦全利確しました。
別に無理して利確する必要もなかったのですが、冒頭でもチラっと触れた様にエコキュート(15年モノ)が故障。修理費もそれなりに掛かるようなので、思い切って最新式に更新しました。
この費用はTSLLを利確してそこから捻出していますので、実質的なフトコロへのダメージはゼロです!
「額が一番大きな積み立て中の投信には一切手を付けず、ボラの激しいレバレッジや個別を利確して得た利益を生活費や突発的な支出に回す」という理想的な運用が最近は出来ています。
利益が出ている銘柄を躊躇なく利確し、得た資金を利用することで懐がまったく痛まないという、夢のような状況を高確率で再現することが出来る手法。それが投資なのです。
が!これはあくまでも相場が好調だからできることです。
仮に、インフレショックが発生した2022年にこれが出来たか?と言われれば答えはNo!そもそも、あの相場では利確ができないですからね(全部損切りになる)。もれなく全ての銘柄が含み損で、さらに凹んでいく状況では何もできません。
相場が好調な現在、少し財布の紐が緩んでる気もしますが、別にFIREしてるわけでもないし、日々お仕事を頑張ってせっせと稼ぎも作っている中、これくらいの消費は良しとします。
10月の運用方針
10月も先月と何も変わりません。代り映えが無さ過ぎてこの項目いるのか?と思いますが、ひとまず来月も以下方針で機械的に買付を行います。
- iFreeNEXT FANG+インデックス:¥100,000(つみたて投資枠)
- iFreeNEXT FANG+インデックス:¥50,000(成長投資枠)
- eMAXIS Slim 米国株式:¥90,000(特定)
- 楽天ナスダック100:¥23,000(iDeCo)
- 小規模企業共済:¥70,000
- その他:¥36,000(定期預金/変額個人年金)
- FANG+の成長枠を優先しつつ、保有銘柄に大きな調整があれば買い増し
NBISとPTIRは既に30万円分くらいを確保しているので、コツコツ買い増し枠はJMIAとTSLLになりそうです。
他、SOXLが大きく上昇するようであれば、一部を利確して成長枠のFANG+に入れてリバランスします。
元本が現在約600万円。一部利確するにも最低でも20%くらいは欲しいのですが、さてどうなるか。
まとめ
蓋を開けてみれば9月も絶好調だった米国株。「9月は1年で最も弱い」というアノマリーを無視して、一方的な右肩上がりを見せてくれましたが、やはりFOMCによる利下げが大きかったと思います。
個人的な予想では、利下げからの事実売りで9月は軟調になると思ってましたが、まぁ当然ですが大外れ笑
半導体やAI関連銘柄が強く、引き続きハイテクが市場を牽引していくアツイ相場となりました。
そして、今年はあと2回の利下げがあるのではないか?との市場予測があり、現在の株価はそれを既に織り込んでいると言われています。
ということは、仮にインフレ懸念で利下げが行われないというサプライズがあれば、また株価調整の場面は来るかもしれません。
もちろんこのままの勢いで残り3か月も上昇してくれたら最高なのですが、調整は必ずやってきます。ずっと右肩上がりの相場なんてありえませんからね。
どこかでガス抜きという名の調整がやってくるのは間違いないのですが、それがいつ、どのタイミングで発生するかは誰にも予想ができません。
なので、慌てず騒がずの気持ちで10月も程々の距離感で相場と向き合っていきたいと思います。
それでは、また次回更新でお会いしましょう!

Xでは資産を公開する景気の良いポストが増えてきましたが、そろそろ天井サインが点灯か?と株クラで話題に。個人的には暴落煽るよりもポジティブなポストは100万倍は良いと思ういます!