【投資信託】Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)を買ってみた【楽天証券】

皆さんこんにちわ。コツ男です。見出しの通りなのですが、最近巷で何やら話題の「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」を物は試しと少額買ってみました。

主として、「インデックス マザーファンド 米国配当貴族株式」を通じて米国の上場株式に投資を行い、「S&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指して運用を行う。同ファンドの組入比率は、高位を保つことを原則とする。原則、為替ヘッジを行わない。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000NYN0

もう少し詳細に特徴を見てみます。

S&P500配当貴族指数の概要

  • S&P500配当貴族指数(S&P500 Dividend Aristocrats)とは、S&P500指数の構成銘柄のうち、25年以上連続で増配している企業の株式で構成される株価指数です。
  • S&P500配当貴族指数の構成銘柄は、前年の配当実績をもとに、原則として毎年1月に見直しされます。また、各銘柄を均等比率とすることが基本となっており、年4回、構成比率の調整(リバランス)が行なわれます。

特徴をざっくりまとめると・・・

  • S&P500指数の構成銘柄であること
  • 25年以上、連続で増配していること
  • 時価総額が30億米ドル以上であること
  • 1日当たりの平均売買代金が500万米ドル以上であること
  • 各銘柄のウェイトを均等化

正直、同じく米国株の高配当・増配系ETFのVYMやVIGでもいいんじゃない?とは思いましたが、S&P500配当貴族指数が構成する銘柄が他とは違ってなかなか面白い感じになってます。

  • アルベマール(素材)
  • カーディナルヘルス(ヘルスケア)
  • アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(生活必需品)
  • ジェニュイン・パーツ(一般消費財・サービス)
  • WWグレンジャー(資本財・サービス)
  • オートマチック・データ・プロセシング(情報技術)
  • アフラック(金融)
  • エクソンモービル(エネルギー)
  • シェブロン(エネルギー)
  • エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(素材)

構成上位の10銘柄を見てもあまり馴染みの無い銘柄が並びます。コツ男はアフラックやエクソンモービル、シェブロンくらいしか分かりませんでした。

構成銘柄の比率。生活必需品や資本財・サービス、素材、ヘルスケアの比率が全体の約64%を占めており、ディフェンシブ銘柄で構成されていることが分かりますね。

VYMはヘルスケアの比率がもっと大きいのですが、S&P500配当貴族はそこを減らして生活必需品と資本財・サービスの比率を増やしている様ですね。

さて、肝心のリターンはどうでしょうか?

中長期的にはS&P500指数(税引後配当込み、円換算ベース)を上回るパフォーマンスとなっています。為替ヘッジは「無し」なので、今年の円安ドル高でリターンが高まっているみたいですね。

こちらは年間騰落率の推移。概ね上向きでリターンも悪くないことが伺えますが、ETFのSPYやVTI、VOO、投資信託でいえば楽天VTIやeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でもまぁ大きな違いはないかなぁという気もします。

信託報酬は0.1155%とかなり安い!レバレッジ系の手数料(大体1%前後)を見てると激安に感じますね。尚、為替ヘッジは「無し」なので、レバナスみたいに円安の恩恵を全く受けることができないといった悲しいことにはなりません。

結論

個人的な結論にはなりますが、eMAXIS Slim 米国株式や楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)を既に積み立てているなら、無理して乗り換える必要も無いかなと思いますが、これから積立を開始するという方は配当貴族インデックスも選択肢に入れても良いですね。

コツ男はレバレッジに全力しておりますので、あくまでもベンチマークとして少額購入して今後も様子を見ていきたいと思います。

VIGやS&P500を超える連続増配投資信託としてSNS界隈ではざわざわと噂されてる様子ですが、既存のPFを崩してまでは変更する必要は無いかなと思います。

・・・あぁ、レバナスに入れるくらいなら(今は)絶対こっちのほうがいいとは思いますが・・汁

レバナスが火を噴くのは金利が下がって金融緩和されるタイミング!(まだまだ先)今はまだ、眠れる獅子の如く牙と爪を磨いている最中なのです・・・!

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