大幅利下げで弱気のアノマリー消滅!予想に反して好調だった2024年9月の資産運用状況

全株クラ民が待ちに待った利下げですが、ついにFOMCから利下げ決定の発表がありました!

米連邦準備制度理事会(FRB)は9月18日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を5.25%~5.5%から4.75%~5.0%へと、0.5%引き下げることを決めた。 FRBの利下げは、新型コロナウイルス禍を受けて臨時会合で政策金利を一気にゼロまで引き下げた2020年3月以来、4年半ぶりとなる。

http://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0919

実に4年半ぶりの利下げ実施となります。さらに、予想では0.25%と思われていた中で、一気に2段階の利下げです。

通常、大幅な利下げはネガティブに捉えられることも多く、「大幅利下げが必要な程米国経済はヤバイんじゃないか?」との観測から、株価下落につながることが一般的とされる中で、株価は逆に上昇。

特にS&P500は市場最高値の更新を続けており、9月は弱いとされていたアノマリーを吹き飛ばす勢いでした。

これは過去何度か紹介している、米国株の月別パフォーマンスを表したグラフです。これを見るに、9月のパフォーマンスの悪さは突出しているように見えます。

しかし、今年に限っては9月の最弱アノマリーもFOMCの利下げ発表によって打ち消された格好です。

そして、これから年末にかけての3か月間は力強い上昇が続くとされています。・・・これはもう勝ち確。寝て起きたら資産が増えるフェーズに再び突入です!

ほんとにいい笑顔です(ただしこの笑顔の後に・・・)

そんなこんなで悲観とは程遠かった9月の資産成績を纏めていきます。

2024年9月の資産総額

2024年9月終了時点の総資産は¥23,906,432となりました。

前月比は¥1,437,4056.40%)、年初来は¥6,276,114(35.60%)となっております。

去年の9月はアノマリー通りにとても弱い1か月でしたが、今年は予想に反して力強く上昇。S&P500も最高値更新を何度か記録する程でした。

やはりFOMCの利下げ発表の影響が大きかったと思いますが、米国の凄いところはこの利下げ余地をまだ大幅に残しているという点。

年内はさらに0.5~0.75%の利下げが予想されていますので、教科書通りにいけば年末まで大きく株価が上昇していくことでしょう。

これはもう疑う余地はありません。「確実」なのです。

久々に”コレ”を使っておくか・・・笑

時価評価額と含み損益

9月は約35万円分を積上げ。自動積立以外では楽天ポイントでレバナスを買ったくらいで、後は寝て起きてただけです(もちろんちゃんと仕事してました)

元本は前月比で約126万円程増えました。年末にまた税金の支払い(予定納税&個人事業税の2期分)があるので、そのため現金比率が若干高くなってます。

10月頃からまたレバレッジものに投下していくかーと考えてましたが、まずは税金の支払いです。国民の義務を果たすのであります。

尚、税金の支払いに消える現金を元本として計上してもいいのかは疑問ですが、資産に変わりはないので。

今月は連休も多い月だったこともあり、株価自体あんまり見てなかったです。休み優先。イイカンジの距離感だと思います。

運用資産と含み損益の推移

過去最高値を記録した6月にはまだ届かず。

一時は「このまま一気に3,000万円突破するんじゃね?」と余裕こいてましたが、まぁ当然そんなことは無かったです。

とはいえ、9月はアノマリー警戒で大きな下落も覚悟していただけに、良い意味で期待を裏切ってくれました。

2023年から今年9月までのグラフ。2年分で見れば確実に積みが上がっている事実を改めて確認することができます。

何度も利確してしまったので含み益が少なくなってますが、その分元本増えてるのでOKです。

9月の新規買付分

9月の新規買付分は約35万円となりました。

  • iFreeNEXT FANG+インデックス:¥100,000(つみたて投資枠)
  • eMAXIS Slim 米国株式:¥50,000(特定)
  • レバナス:¥100,000(特定)
  • レバナス(楽天ポイント):¥5,667(特定)
  • 楽天S&P500:¥68,000(iDeCo)
  • その他:¥36,000(定期預金/変額個人年金)

特定枠でレバナスを多めに購入した以外は前月と同じです。自動でコツコツと積上げ。あとは同じくコツコツとお仕事を頑張るのみ。

9月に行ったこと

auAMレバレッジNASDAQ100為替ヘッジ無しを1,000円分だけ購入(観察用)。

今、特定枠にあるヘッジ有りの旧レバナスを年末に売って、来年からはこのヘッジ無しを余剰資金で買い進めていく予定です。

今年はあれこれ考えつつも利確したり、遊びで個別買ったりしてたのですが、そういった売り買いが凄く面倒くさいw

株にあれこれ割く余力を、仕事や趣味に充てたいと最近強く思う次第であります。

2024年9月の1か月&年初来チャート

「9月は弱い」アノマリーを吹き飛ばす強さを見せてくれた各指数。為替の逆回転はありましたが、それでも堅調に推移して改めて米国株の強さを見せてくれました。

このまま調整無く、年末までずっと右肩上がりで上昇してもらいたい!

組み入れ銘柄からテスラが消えてなんだかんだと言われていたFANG+も、一ヶ月で見ればしっかりとプラスになっていました。

でもなんでテスラ外すかな~。これだけはホントに残念でしたね。

年初来で見た各指数。9月に大きな調整が来なかったので、いい感じの右肩上がりのグラフに見えます。

FANG+は浮き沈みが激しい感じ。7月頭に付けた最高値の更新は、年内無理そうな感じがしますね。

そしてS&P500がナスダック100とほぼ変わらないリターンに!

このまま年末ラリーが始まったら、一体今年の最終ポイントはいくらになるのか・・・。ホントに末恐ろしい子です。

一方の3倍ETF。LABU、SOXL、TMF、TECLの順です(手持ちの多い順)

SOXL&TECLのハイテクが強くて、LABUとTMFが弱いというはっきりとした結果に。

特にTMFはいつになったら噴火するんだと、ホルダーをやきもきさせています。いや、ほんとにいつカチ上げるんだ?!

LABUも再び停滞中。この人も一体いつになったらカチ騰がるんだ?!コイツに賭けてるんですよ私は!ホントお願いしますね!

年初来3倍軍。TECL、SOXLの2強!LABUとTMFは利下げが決まってもこの体たらく。

でもこの2銘柄が上昇するときは他のハイテクとかが下がる可能性が高いんですよね。悩ましいところであります。

個別のマイクロン、NVDU(エヌビディアの2倍ブル)、ジュミア・テクノロジーズは9月絶好調でした。この3つも今更ですがTECLかSOXLで良かったよなーと。

PFごちゃごちゃしてるのが最近嫌なのですwまぁ宝くじ枠で引き続きホールドしておきます。

QLD(レバナス)は相変わらず強いです。しかも私が抱えてる旧レバナスは為替ヘッジ有りなので、近々の円高も関係なし。

とはいえ、円安もまったく享受できてなかったことを考えると結局はプラマイ0で何も変わらずなんですよね。

10月の運用方針

10月も積立分で放置。余剰資金は税金のために置いときますので、来月も現金比率高めになりそう。

  • iFreeNEXT FANG+インデックス:¥100,000(つみたて投資枠)
  • eMAXIS Slim 米国株式:¥50,000(特定)
  • 楽天S&P500:¥68,000(iDeCo)
  • 楽天ポイントでレバナス(特定)
  • 現金比率を高める
  • その他:¥36,000(定期預金、変額個人年金)

後、10万円分積立設定にしていた旧レバナスをいったんストップ。11月からまた再開しますが、10月はちょっと買付金額少なくなります。

理由はまた来月、機会があれば纏めてみます(そんな大したことじゃないですけどねw)

今月のまとめ

今月は兎にも角にもFOMCの利下げ決定に尽きます。しかも0.25%ではなく2段階の0.5%というサプライズ。

大方の予想では0.25%ではないか?と言われていましたが、市場予想も0.25と0.5で半々くらいで意見割れていたので、予想が難しかったみたいですね。

パウエル議長の発言の中で、0.5%の利下げは雇用を守り、経済の縮小に対して先手を打つという強い意志を確認することが出来ました。

これが功を奏してソフトランディングとなれば、まさに歴史的な快挙となります。

しかし、懸念点もたくさんあります。逆イールドも解消に向かっており、教科書通りであればリセッションは目の前という現状。

大統領選の結果次第で年末ラリーの様相も大きく変わりそうな気がしますが、我々一般投資家に出来る事は、自分が信じる指数やETFをバイ&ホールドすることだけ。それだけなのであります。

それではまた、来月の更新でお会いしましょう!

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