現在所有している銘柄(ティッカー)について解説するシリーズの第2回目。今回はTECLについて解説していきたいと思います。尚、重ねてお伝えしますが私は投資歴4年(しっかりと入金を開始したのは2年程前)程の知識量となりますので、参考程度でご覧ください。
TECLとは
前回更新したSOXLと同じく3倍ブルのETFとなります。正式名称は「Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF」。テクノロジー・セレクト・セクター指数の300%のパフォーマンスに連動する投資成果を目指すETFとなります。
テクノロジーセクターということで、その名の通り構成銘柄にはハイテク企業が多く含まれており、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、ビザ、マスターカード、ペイパル、アドビ等、有名企業がずらっと並びます。
参考:TECL 構成銘柄
ちなみにTECLはアップルとマイクロソフトが全体の約35%を占めています。凄い比率ですね(笑)。GAFAM(GAMMAT)の一角であるこの2社の今後の発展を信じるのであれば、がっちりと握りしめてホールドを続けるのも悪い選択ではないと思います。
TECLに投資している理由
理由は二つあります。
一つはハイテク分野の今後の成長を確信しているから。半導体と同じく、ハイテクは便利な暮らしを実現するために必要不可欠な分野です。人類がより便利に、良い暮らしを求める以上、今後さらに伸びていくと考えられます。
上記の画像は米国株の株価総額の全体マップを視覚的に表した図となりますが、赤枠で囲っている箇所がテクノロジーセクターになります。S&P500全体で見てもかなり大きな比率を占めていることが分かります。
二つ目の理由は投資の神様、ウォーレン・バフェット率いる「バークシャー・ハサウェイ」がアップルの株を大量に保有しているから。持ち株のうち、アップル株が約40%を占めているそうです。
ウォーレン・バフェットをして、「アップルは今後も伸びる!」と考えているわけです。配当がウマい!ってのもあるそうですが、それだけの理由でここまで偏ったPFにはならないですよね。
そんなアップルの割合が大きいTECLですが、同じく比率の高いマイクロソフトも安定して強い企業です。今のところライバルとなりそうな企業も現れていませんし、あと10年は安泰なんじゃないかなと・・・。
まぁかなり楽観的ではありますが、Windowsがなくなったら困ります。Office365も世界規模で必要不可欠なツールです。Excel、Word、PowerPointが無いと業務に支障が出るのは周知の事実です。
他には半導体関連企業も多く含まれています。エヌビディア、インテル、クアルコム等。現在はappleやMicrosoftが強いですが、今後これらの企業が伸びてくれば、自動的に組み入れ銘柄の構成比率も調整されます。こういった点も、個別株を持つよりもETFを持っていた方が良い理由の一つになりますね。
クレジット・決済関連の企業も有名所が組み込まれています。VISA、マスターカード、ペイパル等です。ただ、このセクターについては今後ビットコインが代替え手段として突出してきた際にどうなるかですね。まぁ世界経済が回っているうちは安泰なんじゃないでしょうか。
こんな企業が構成銘柄の多くを占めているTECLが魅力的でない筈がありません。なので私は今後もTECLを買い増ししていきます。
TECLの特徴まとめ
- 世界の優れたハイテク企業にまとめて投資することができる
- 構成比率の高いアップルとマイクロソフトは今後さらに伸びていくことが期待できる
- 半導体関連企業は今後大きく伸びる分野
- QQQ(ナスダック指数)のチャートと似たような動きをするので、疑似的にQQQの3倍レバレッジと言えなくもない
- 経費率が高い(0.95%)
- ボラティリティが非常に高い
- ボックス相場で逓減(資産が少しずつ減る)していく
SOXLと同じく、TECLも引き続きスポットで買い増しを継続していきます。SOXLに比べてTECLの方が下落局面に強いような感じもしますので、今後はTECLの割合を増やしていこうかなと考えております。
最後に・・・
テクノロジーなくしてこの世の中の発展は無いと断言します。いや、宣言か・・笑