寝て起きたら資産が増えていた至福の時間(とき)もついに終了し、またしても資産が勝手に減っていくターンが訪れた米国株。
しかし、去年の強烈な下げ相場を経験している身からすると「あんまり大したことねぇな」といった危ない感覚に陥るわけですが、まぁ、当然そんなことはなく・・・額面だけみるとまぁまぁの資産が減ってしまった8月の資産報告を行いたいと思います。
2023年8月の資産総額
8月の総資産は¥13,375,838となりました。前月比で¥-528,596(-3.80%)のマイナス!今年に入ってから初めての前月比マイナスとなりました。ちょっと懐かしい。
年初来は¥8,684,121(185.09%)で、こちらも下落。とはいえ、前月までの上昇値が凄すぎたのでまだまだ余裕。ここから去年くらいの暴落がきたとしても、さすがに今年はもうマイナスにはならないのでは?と楽観視しております(フラグ発生)。
今年に入ってからずっと右肩上がりで上昇していたグラフも小休止。
上昇から下落に転じることになったきっかけは大手格付け会社「フィッチ・レーティングス」の米国債格下げ(AAAからAA+に)だと思いますが、利確するタイミングを探っていた市場がこのタイミングで売り抜けただけなのかなと。
まぁガス抜きと考えれば、この調整も悪いものではないのかも?
43juniの直近100日分のチャートです。8月1日に過去最高値を付けてからはダラダラと下がって一時は前月比で-150万くらいになってましたが、終わってみれば小幅の下落程度には回復。
利下げまではこんな感じで騰がったり下がったりを繰り返していくんでしょうか?
いつもの。投資元本が1200万円を超えました!現在の含み益は¥1,010,963(8.10%)。結構下がった割には8月もまだプラスになってました。
額はともかく、含み益があるというだけで幸せになれます。
新規買付分は約56万円。定期のレバナスやS&P500、iDeCoに加えてTMF、DPST、LABU、SOXLの各種3倍ETFを購入しています。
WEBLに続いてSPXLも利確
先月のWEBLに続いてSPXLも売却。+12%程で利確できました。そしてその資金でDPSTを追加購入。
これでWEBLとSPXL両方とも無事プラスで売却です。
結論として、WEBLもSPXLもレバナス持ってればまぁ必要ないかということになりました。
これで現在所有している3倍ETFはSOXL、TECL、LABU、DPST、TMFの5種となります。SOXL、TECL、LABUは長期保有枠でDPSTは短期用です。TMFは絶賛含み損中なのでしばらく寝かせることが決定しているのですが、DPSTもなんだかんだとやっぱり不安定なので利確は必須ぽいですね。
8月のチャートと年初来チャート
今月も恒例の各種チャート。まずは主要指数の1か月チャート。出力してから気づきましたが、グラフが全部0%のラインを下回ってます。こんなんいつ以来でしょうか?
とはいえ、調整幅は微々たるもので、SNSで煽られてた程には下落してません。S&P500なんてたったの-1.51%ですよ。
そしてナスダック100はS&P500よりもマイルドな下落幅。NVIDIAやAmazonが健闘して指数全体を引っ張ってくれたようです。
年初来チャートは引き続き文句なしのプラス!8月は確かに下落しましたが、後半でまた巻き返している様子もハッキリと見えています。この状態をもってして暴落とは・・・?
一方の3倍ETF。上から順番にSOXL、TECL、LABU、DPST、TMFです(資産の多い順に並べてます)。
DPSTは前半少しだけ健闘するもその後は墜落。クッソ!月初めに売っておけばよかったw
そもそも長期で持つ予定ではなかったのですが、この評価額を見て欲張ってしまいました。
先月の記事によれば「+100%が見たいのでもうしばらくホールド」と抜かしております。なんだこの強欲人間は?!
うーん。思い切ってDPSTも買増し続けて長期保有枠にしようかなとまたス●ベ心が・・・。
こーいう状態になると碌なことになりません。そう、LABUのように・・・!(LABUはまだ下に掘るか?!いい加減にしてください)
SOXLとTECLはまぁこんなもんでしょう。思ったほど下落していませんでした。引き続き買い増しゾーンです。
見ると元気になる3倍ETFの年初来チャート(SOXLとTECL限定)。見るまでもなく圧倒的年初来パフォーマンス!今年の頭からSOXLやTECLを始めた投資家は笑いが止まらないでしょうね。うらやましい。
さすが3倍レバ系は動きがハンパないです。暴騰の威力を体感することもできますが、反対に暴落が来れば現在の含み益なんてあっと言う間に吹っ飛びます。
むしろ半分以下になる可能性も非常に高いです。
3倍レバレッジはやっぱり危ないのでまったくオススメはできない
レバレッジ系資産、特に3倍系はわりかしあっさりと半分~90%減とかになったりします。
最悪、限りなく0になる可能性も十分にあります(※ETFの特性上、さすがに0円になることはありません)。
リスク許容度を超えてレバ系に投資してしまうと、おそらく精神的に持たないと思いますので、繰り返しの忠告になりますが、最悪無くなっても構わないくらいの配分で投入することをお勧めします。
なんでこんな口酸っぱく言うのかというと、当ブログは「レバレッジ」関連で検索されることが多く、すでにレバレッジ商品を持っているか、またはこれから始めようと考えている人に良く見られています。
すでにレバ系商品握ってるのなら良いのですが、これから始めようという方には引き続き警告は発していこうと考えております。
大きな調整局面でレバレッジ系商品を握り続けた男の末路については以下記事をご覧ください。
尚、コツ男はひとまずレバ3倍資産を1000万円まで買い進め、その後どうするかはまたその時の状況を見て決めようと思っています。
9月の運用方針
先月と同じです。余剰金による3倍ETF購入以外は全て自動的に買付が行われます。
- レバナス:¥100,000(通常NISA)
- eMAXIS Slim 米国株式(特定):¥50,000
- 楽天VTI(iDeCo):¥68,000
- 余剰資金は全て3倍ETFを購入(特定)
そしてレバナスをNISA口座で購入できるのも、9月分を入れて残り4か月分となりました。9~12月の4回分で、合計40万円分となります。
それが終われば、いよいよ新NISAでの運用が開始されます。
通常の120万円枠についてはS&P500で行くというのは決めているのですが、成長枠の240万円枠はまだ決めていません。
レバレッジ商品はNGなので、当然レバナスもダメ。なので「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」が今のところ最有力候補になっています。
あとは巷で話題に上がることが多い「iFreeNEXT FANG+インデックス」も気になります。
組み入れ銘柄はこんな感じ。ナスダック100のさらに美味しい部分を凝縮したような投信で非常に魅力的に見えますね。
とはいえ、これを買うなら今買い進めているSOXLとTECL、レバナスでいいかな~とも思ったりしてます。
ほんとに重ねて思いますが、なんで成長枠からレバナス外れた・・・。
まとめ
なんやかんやと8月も色々なイベントがあったように思いますが、過ぎてしまえば「そういえば何があったっけ?」ともう忘れている始末。
そう、私を含む米国へ投資している投資家は皆「株価」と「自分の資産額」しか見ていないのですっ!
もちろん全員がそうではありません。単に大げさに暴論を言ってるだけなのですが、株が騰がった下がったはただの結果。その結果に影響する過程はたくさんあるにしろ、結局は「騰がればすべてよし」なのです。
株価が騰がっていくのであれば過程はどうだっていい笑
カーズ様もこう言っておられます笑。
そして、あくまでも個人の意見になりますが、まぁそれでいいんじゃないと思っております。
毎日アレコレと頭を悩ませて脳にストレス与えるよりもよっぽど健全で健康的です。
現に(私の場合)今年にあった重要イベントなんてもう殆ど忘れてますからね~。そういえばなんか金融不安とかあったよなぁ、レベルです。
・・・で、あるからして、日々SNS等で発信される様々な情報は全無視でOK。皆自分で決めたルールの中で気に入った商品を買って、あとは寝て起きて毎日を楽しく頑張ればいいんです。
さて、アノマリー的には9月の相場は1年で最も弱いと言われていますがどうでしょうか?
あくまでもアノマリーなので結果は9月が終わってみなければわからないのですが、まぁできれば騰がってほしいですよね。ってかずっと永遠に騰がってほしいのであります。
そんな希望を胸に、9月もお仕事程ほどに頑張っていきましょう。
それではまた次回更新でお会いしましょう!
今年も既に3分の2が過ぎてしまった事実に驚愕しております。はえーよ!1年。。。