楽天VTIを売ってその資金で$TMVを購入

米国の利上げによって金利がどんどん上昇していますが、このタイミングで何かできることはないかと探してみた結果、$TMV(Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETF)がよさそうだという情報をキャッチ。

ものは試しにちょっと買ってみるか!と思いましたが、先立つもの(資金)がありません。今年は毎月の新規買い付けは約16万円迄と決めておりまして、4月はすでにその枠を利用しています。そのルールを破ってまでは買うことも無いかなーと思ってましたが、投資信託で去年まで積み立て購入していた楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)を一部売却して、その資金でTMVを購入することにしました。

楽天VTIはリターンが約45%程の含み益が出ていましたので、その一部を利確する形となります。ちなみにNISA枠で運用していたので税金はかかりません。

利確した金額は約35万円分。その資金を使ってTMVを約30万円分程購入してみました。残り5万円分も少し様子を見て、TMVを追加購入する予定です。

なぜ今TMVなのか?

そもそもTMVってなんぞや?という話ですが、正式名称は「Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETF」となっており、ベア型(インバース型)なので指数と逆の値動きをするETFとなります。

要するに指数が下がると上昇するというものです。

ベア型はタイミングが難しく、市場に張り付いてないといけないので敬遠していました。過去にSOXSという、SOXLの逆の値動きをするベア型ETFを利用したことがあったのですが、やっぱり相場をずっと見るような時間もなく、結局現在の積み上げ式に変更した経緯があります。

で、このTMVも結局は相場に張り付く必要があるのでは?と考えるところですが、米国の利上げはまだこれから本格化していきます。

現在の米国はあまりにも高すぎる水準のインフレが発生しており、それを抑制するために政策金利を年内までに3.5%引き上げるとの見解を示しています。

そして金利が上昇すれば債券の価格が下がって売られます。これは金利と債券の関係を見れば明らかなのですが、さらにインフレ相場は債券が売られるとも言われており、シンプルに思考を巡らせると以下の結論に辿り着きます。

「金利が上昇」→「当然国債(国が発行する債券)も売られる」→「じゃあ国債が下がれば上昇するベア型でいいんじゃない?」→「金利は暫く上がり続けることが決定している」→「じゃあレバレッジをかけて利益を最大化すればいい」

よし!これは絶対勝てるぜ!ってなわけで、実際のこの方法を実践している方もチラホラ見受けられるのですが、まだそこまで流行ってるわけでもない様子です。

ベア型なのでいつかは利確する必要はあるのですが、まだ暫くは上昇を続けるのではないかなと。なので、相場に張り付く必要もなく、時間を取られることもありません。

少なくとも金利が3.5%になるまでは放置(資金に余裕があればさらに追加投入)でいいんじゃないかなーと。単純にして明快。何事もシンプルが一番です。

インフレが落ち着いて金利が下がり始めたタイミングで利確し、その資金でレバナスかTECL(SOXLでも可)等のハイテク株を買い足そうと計画しております。

答え合わせは1年後くらいに。

基本的な投資スタイルは変わらず今後も積み立てメイン

今後も毎月積立のスタイルは変わりませんが、その時々で投資のスタイルをブラッシュアップすることも決して無駄ではないと考えて、柔軟に対応していきたいと思います。

尚、約定してから気づいたのですが、TMVをNISA枠で購入していました・・・。痛恨の確認ミスです。今年のNISA枠はまだ30万円分程残っており、それも全てレバナスに充てる予定だったんですが、その枠をほぼ使い切ってしまうという・・・これはミスった・・・汗

まぁ短期トレードでのNISA枠利用もまぁ悪くはないんじゃない?って感じで前向きに行きます。

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