最近、徐々に当ブログのアクセス数が上がりだして「以外と見てくれてる人おるやん!」とちょっぴり嬉しくなると同時に、「どうせなら株価も上がってくれやっ」と軽く毒を吐いているコツ男です。
10月は騰がったり下がったりを繰り返しておりましたが、月の後半に入ってから若干潮目が変わってきたか?と思われる動きが確認できました。
10月28日に発表されたPCE物価指数が市場予想を若干下回ったことを受けて利上げ幅が縮小されるのでは?という期待感や、「さすがにちょっと金利上げすぎじゃねーの?」といった声が出始めたので利上げ幅が減少するかも?といった、あくまでも「期待感」が先走っての反発かと思われます。
今年何度も経験した、「騰がってそれ以上に下がる」ブルトラップでまたがっかり気分を味わう可能性もあるのですが、それでも上昇してくれるのは嬉しいですね。
さて、そんな潮目が変わったかもしれない10月末時点の資産運用状況を今月もお知らせしたいと思います。
2022年10月31日終了時点の資産総額
10月末の総資産は¥5,218,231となりました。前月から¥635,922(+13.88%)の増加。年初来では¥328,781(+6.72%)と2か月ぶりの+になりましたが、そういえば今年は年初来で+になったのは今回を含めてたったの2回しかありません。ヤバイですねw
しかし、プラスになったとはいえこの惨状・・・。今年はかなり頑張って買付しておりますが、いやーさすがはレバレッジ全力。下落方向への逆噴射がやばいですね。「金利上昇局面でハイテクのレバ指数を握り続けるとこうなる」の見本であります。
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時価評価額と元本、含み損益の比較。上が先月(9月)、下が今月(10月)です。
10月末までの入金と株価上昇を受けて含み損益が40%を割りました。それでもまだまだ爆損状態。投資元本は800万円を超えましたが、資産は全く増えておりません。
10月の新規買い付けは約47万円。218,000円分が定期買付分(レバナスとレバSP、iDeCo)で、それ以外に今月は余剰資金で約25万円を追加。SOXLやTECLをナンピンし、TMF(Direxionデイリー20年超米国債ブル3倍ETF)を少額打診買いしています。
後は最近話題の「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」を少し購入。噂ではS&P500よりも良いパフォーマンスを出すそうですが果たして・・・?!
各指数の年初来リターンを振り返ってみる
さて、ここで突然ですが各指数の年初来のリターンを振り返ってみます。Googleファイナンスで便利な機能があることをつい最近知りまして。さっそくそれを活用して記事の嵩上げを兼ねて紹介します。
上記は各指数の年初来チャートです(10月28日に取得)。S&P500がマイナス18.67%となっていますが、今年の円安ドル高を受けて投資信託で詰み立てを行っている場合は円換算で実はプラスになってるという。
ダウも実はそれほど下げていません。ラッセル2000はS&P500と同程度。こうやって見ると今年はリーマンショックやITバブルに並ぶ暴落だと煽り散らかされてる程には悲惨なことにはなっていないというのが分かりますね。
一方のナスダック総合指数は約30%マイナスとかなり厳しい数字に。
そして、この指数に2倍のレバレッジが掛かったレバナスは約60%の大幅下落となっているわけです。しかもレバナスは「為替ヘッジ有り」のため、円安ドル高の恩恵を全く受けることができず無事脂肪。
逓減に加えて金利コストも激しく影響しており、メッタメタ状態ではありますが、そんなレバナスよりも強烈にやられているのがご存知、人気の3倍ETF各種です。
各種3倍レバレッジの年初来チャート。上から順にSPXL、TECL、SOXL、WEBLの順。特にSOXLとWEBLのやられっぷりが凄まじいです・・・。
尚、私はSOXLを約120万円分程保有しており、現在の含み損は約-72%です。
コノヤロ貴様っー!!!
↑小学校の頃同級だったM君がブチ切れた時に良く言い放っていた言葉。よく物マネさせてもらってました
・・・うーん、100万くらいナンピンしたいナ(全然懲りてない)
尚、TECLも含み損が-50%くらいになってたんですが、ナンピンを続けた結果、現在は-29%くらいまで回復しております。
年末の株価はどうなるのか?
年末ラリーと中間選挙アノマリーによっていったいどの程度まで回復してくれるのか?一転、さらに底を掘るのか?
金融引き締めは依然として継続しており、今年中に利上げがあと2回実施される現状、株価にとってはまだまだ厳しい状態が続きます。
でも、長期投資を念頭に置いて投資をしている場合、金利上昇局面である現在はまだまだ買い場。むしろ、まだ2~3年はこれくらいの株価で推移してもらったほうが良いとも考えます。
なぜなら株式のリターンは平均回帰性があり、実際に過去を振り返った際、ある一定のリターン(おおよそ年利で平均7%)に収まると言われています。
現在はコロナバブルによって騰がり過ぎた株価が平均リターンに近づいている最中であり、このリターンはいずれまた、上昇に転じていくと考えられているわけです。
でも、その上昇局面は誰にも分からない(SNS上にはなぜか相場が読めるという方が大量に居られますが)ので、毎月決められた額を決められた日に、タイミングを考えず市場に投入していけばOK。
レバレッジ系は私のように爆損状態になる可能性も大いにあるため、S&P500やオールカントリーに連動した、経費率の低いインデックスをひたすら積上げておけばあとはもうやることはないので、真面目に程ほど働いてSNSも見ないようにして、日々の生活を楽しむようにしていきましょう。
11月も引き続き買い増しを続けます
さて、11月は重要イベントが目白押し。
直近では日本時間で11/3の未明に開催されるFOMCが注目されていますが、市場はすでに0.75%の利上げは織り込み済み。重要とされるのは、パウエル議長の今後の利上げに関する言及でしょうね。
株価の落ち込みを受けて12月の利上げを0.5%にするといったハト派発言があれば株価は上昇。一方、インフレをより強力に叩いていくといったタカ派発言があれば、再び株価は下落すると思われますが果たして・・・。
尚、コツ男はFOMCやCPIの数字を意識することなく、引き続き決まった額を決まった日に買付していくのみ。
株価にとってはまだまだ厳しい相場は続くと思いますが、外から入ってい来る様々な暴落煽りに惑わされることなく、地道にコツコツと積み上げていきましょう!