もうすでにタイトルでネタバレしているのですが、2022年最後の相場もなかなかに厳しいものとなってしまいました。
誰が言ったか、年末は株価が上昇するというアノマリー・・・。2022年は様々なアノマリーが敗れ去っていきましたが、最後の頼みの綱だった年末ラリーも通用せずに終了してしまいました。まさに逆年末ラリーの様相・・・
今年はがっつりと資産が目減りしてしまった1年となりましたが、そんなことはまったく意に介さず、来年以降も引き続き高レバレッジ商品を握り続けるとここに宣言致しますw
というわけで2022年12月の資産運用状況をお知らせいたします。
2022年12月31日終了時点の資産総額
12月末時点の総資産(時価評価額)は¥4,691,717となりました。前月から¥-476,450(-9.22%)の減少。1か月チャートでは12月2日以降は一度も前月比を上回ることなく沈んで行った1か月となりました。
年初来は¥-197,733(-4.04%)です。1年間頑張って買付行ってきましたが、1年前よりも資産が減って新年を迎えることになります。うん、ツライ笑
投資を開始した2018年からの資産推移。ご覧の通り2022年は前年割れとなりました。うん、厳しい笑
2022年12月末時点のPF(評価額)。丁度1年くらい前に出したPFと比べるとレバレッジ比率がとんでもなく高まっています。
ノンレバの楽天VTIやQQQ、VOOを全て利確し、TECLやSOXLを買い増し、さらに新たな3倍ETFとして$LABU(DirexionデイリーS&Pバイオテック株ブル3倍ETF)を購入。
あと値が小さすぎて出てないですがTQQQもちょっと買ってます。$TMFを少しづつ買ってましたが、+15%くらい利益が出たところで一旦利確。SOXLとTECLの買増しに回しました。
Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)も少額買ってましたが-2%くらいで損切。まぁこれ買うならeMAXIS Slim 米国株式でいいとの結論です。
合計の運用資産は800万円超えてますが、含み損は350万円オーバーの鼻くそみたいなPFになっております笑。決して真似しないようご注意ください。
年末ラリーが来ると見せかけて沈んで行った12月
12月13日に11月のCPIが発表され、結果は下振れ。総合、コア共に10月から大幅に下落したということでインフレ鈍化が好感され、寄りで大きく上昇。しかしその後はダラダラと下落。思ったほど上昇せず、さらにFOMC後の会見でタカパウエルが顔を出したことで年末ラリーも無事消滅し12月はそのままゴールイン。
2022年の相場は2008年の金融危機以来最悪の年となってしまったわけですが、だからと言って投資をやめることはありません。
と言いますか、非常に良い経験をさせてもらったと思います。身銭切ったうえでの経験値はやはり別格。これを糧に引き続き2023年も米国株にフルインベストメントしていきます!
各指数のリターン(2022年12月)
さて、恒例となりました各種チャートを見ていきます。
まずは主要4指数。全体的に右肩下がりになってますが、やっぱりナスダックが大きく足を引っ張ってますね。ビッグテック系がまたしても大きくやられた1か月となりました。いや、今月だけじゃないな。通年通してメタボコな1年でしたね汗
特に$TSLAはエラいことになってたようで、1か月で-36.73%と大暴落といっていい数字に。レバレッジ掛けてる身としては大したことが無い(?)ような数字に見えますが、とんでもない下落ですよこれは・・・。
次いで下落したラッセル2000は-6.40%とこちらも不調。ナスダックに比べればマシではありますが・・・。ダウ平均もマイナスでしたがまぁこれくらいであれば許容範囲といったところでしょうか。
こちらはS&P500の年初来のマップです。エネルギーセクターは暴騰。ヘルスケアも検討しましたが、他はほぼ全滅。ビッグテック系は大炎上し、テスラのボックスも随分と小さくなってしまいました。METAはちょっとね・・・汗 最早GAFAMともてはやされていた頃が懐かしい。
お次は2倍&3倍のレバレッジ系ETF。上から順番にSPXL、SOXL、TECL、WEBL、そしてCWEBの並びですが、チャート出してみてびっくりしたのがCWEBが+13.23%と上昇していた点です。
中国のコロナ締め付けの緩和が要因らしいですが、まさかの結果。ちなみに私は50.42$で損切したのでその時の水準に戻ってきてますね。2023年はCWEBのターン・・・あるかもしれません(私はもう買わないですが)。
尚、他3倍ETF系は全滅。よってコツ男のPFも全滅なのであります。特にWEBLがヒドイ。アルファベット(Google)、Amazon、METAと軒並みやられてますので当然ではありますが、、まだまだ掘りそうな気配ではあります。
2023年の投資方針と2024年以降の話
何気に更新頻度高めになっているTwitterにて。2023年度の投資方針を呟いたところ、開設したての弱小アカウントにも関わらず結構インプレッションがありました。やっぱり皆さん来年のNISA枠をどうするか、色々と悩んでいる様子ですが、コツ男は来年も引き続きレバレッジメインで行きます。
ただ、全力でというわけではなく、若干レバ比率は下げます。具体的には手動で購入していたレバナス(レバSP500)をeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に変更します。
- iDeCo:68,000円(楽天VTI)
- レバナス:100,000円(NISA)
- eMAXIS Slim 米国株式:50,000(特定)
定期買付分は上記の通り。
上記に加えて、毎月の月末にて利用する予定のない余剰資金が発生すれば3倍ETF系をナンピンしていきます。
おおよそですが、来年追加予定の投資総額は約400万円程。リセッションや景気後退が囁かれる中、利下げがどのタイミングで始まるのかにも注目が集まります。
そして順調に投資を続けていけば、2023年中にレバレッジ系商品の運用合計金額が1000万円を超えます。
この金額が将来的にいったいどの程度まで膨れるかわかりませんが、まぁ10年~15年も寝かせてたらそこそこの金額にはなってるんじゃね?との考えから、来年、そして新NISAがスタートする再来年頃からは徐々にノンレバ系を積み立てる方向にシフトしていこうと考えているわけです。
レバ比率を下げていくという感じなのですが、嫁無し子無しで今後結婚する予定も無いため、将来的に必要となるお金はそれほど多くは無い現状、何千万円も残しててもしかたないよなぁと。
資産形成期の合計金額を3,000万円くらいと考えた場合、それ以降の積立は安全に、かつ大きく減らさないような方針に転換し、心の安寧を得ようということですね。
理想としてはレバレッジ系資産を3000万円まで積上げ、それ以降の投資商品はオールカントリ or S&P500にする、という感じですが、仮に毎年400万ずつ入れることができるとすれば、あと5年程はかかる計算です。
新NISAがレバレッジ系商品使えないみたいなので、それを踏まえれば2024年からはS&P500かオルカンを毎月30万づつ(NISA枠で120万、成長枠で240万の合計360万円/年)入れてくのがよさそうな気はします。
となるとレバ商品買い進めるのは2023年が最後になる・・・?うーん。新NISAが神アプデと言われてますので、それに乗っかるならやっぱりレバ系商品の積立は2023年を最後にして、それ以降は特定枠で余剰分のみ買い増していく形に落ち着きそうではあります。
まぁその時が来たらまた考えますw
今年1年の振り返り
ひとまずは2022年の資産運用報告もこれにて終了。
結局、1年間で合計400万くらい積上げたはずなのに、年初来でマイナスになるというとんでもなく悲惨な相場となってしまったのですが、まぁ概ね教科書通りの1年になりました。
金利が上がれば株価は下がるという超基本そのままに、コロナ過の終わりが見えず、ウクライナ戦争の勃発に加えて米中摩擦の再燃等、株価にとって何一つプラス材料が無かった2022年。
米国のインフレがようやく落ち着きつつあるといったポジティブ要素もあるにはありますが、来年はおそらく逆業績相場による株価の下落が発生するはずです。
これまた教科書通りの流れとなるのですが、であれば次の金融相場まではあと少しの辛抱が必要ということ。
FOMCはあと2回の政策金利引き上げを予定しており、最終的なターミナルレートは12月現在の予想では5.1%程度となっていますが、近年例を見ない急激な利上げもいよいよ終わりを迎えようとしています。
その後利下げに転じるまでにはまだ時間を要すると思いますが、その間はずっと買い増しチャンスだという点も忘れてはいけません。
よって2023年も毎月の積み上げを継続しつつ、余剰枠にて買い増しを行っていきます。
もちろんその模様は引き続きお伝えしていきますので、2023年も当ブログをご覧いただければ幸いです。
それでは皆様、本年も何卒、よろしくお願い致します。また次回の更新でお会いしましょう!
おわると見せかけておまけ
株価は絶不調でしたが、おかげさまで事業の方は順調でした。4期連続前年比増となり、特に今年は前年比で57%アップという好結果に。
その分支払う税金も増えるわけですが、しっかりとお国のために使ってもらえるなら問題ありません(全然節税出来てない)。
そしてこの事業のプラスを打ち消す様に米国株は我が資産を奪っていきました。レバレッジダメ!絶対!(白目を剥きながら)