【朗報】楽天iDeCoでNASDAQ100インデックスが積み立て可能に!早速スイッチングしてみた

2025年5月15日(木)より、お客様の幅広い資産形成ニーズにお応えできるように、楽天証券iDeCoセレクションに「楽天プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が追加されます。

楽天・プラス・S&P500、楽天・プラス・オールカントリーに加えて皆様のアンケート結果や積立ランキングを踏まえてNASDAQ-100に連動するファンドの取扱いを開始いたします。

引用元:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20250515-01.html

超朗報です!楽天証券のiDeCoでナスダック100インデックスの取り扱いが開始されました!

ついに・・・ついに来ました!!

これまで楽天証券のiDeCoでは、S&P500インデックスや楽天VT(全世界株式)といったスタンダードな商品しか取り扱いがありませんでしたが、ここにきてついに「NASDAQ100」に連動するインデックスファンドがラインナップに追加されました!

楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンドとは?

新たに登場したのは「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド(iDeCo)」です。

これまで特定口座やつみたてNISA枠では「楽天・ナスダック100インデックス」を購入できましたが、iDeCoでは非対応だったため、多くの投資家が「なんで無いねん!」と嘆いていた商品が満を持して登場。その悲願が、ついに叶いました(ちょっと大げさですがw)

買付手数料は無し。管理費用(含む信託報酬)は0.198%と手数料はかなり安いです。

また、2025年5月17日現在で純資産は約940億円となっていました。これだけの資産が集まっていれば償還や販売が終了する心配はなさそうですね。

NASDAQ100とは?

NASDAQ100は、ナスダック市場に上場している時価総額の大きい非金融企業100社で構成されている株価指数で、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)をはじめとした世界最強クラスのテック企業が名を連ねています。

そのパフォーマンスはS&P500を上回ることもしばしばあり、ハイテク成長株中心のインデックスとして投資家に非常に人気があります。

※一昔前に株クラ界隈で大流行した「レバナス」は、このナスダック100の指数に2倍のレバレッジをかけた投信で、私も旧NISA枠で未だにガチホしている銘柄でもあります。

iDeCoでNASDAQ100に投資できる意義

これまでiDeCoではオルカンかS&P500が鉄板でした。

もちろんS&P500も優秀なのですが、成長性という面ではNASDAQ100の方がリターンが高い期間も多く、積極的にリスクを取れる人にとっては魅力的な選択肢です。

それがiDeCoの節税メリットとセットで運用できるとなると、控除で税金面で有利になるだけではなく、高リターンが狙える最強コンボになるわけです。素晴らしい。

楽天iDeCoユーザーはすぐにスイッチ検討したほうがいいのか?

現在、楽天iDeCoで他のファンドを積み立てている方でも、商品入れ替え(スイッチング)でNASDAQ100ファンドへの移行が可能です。

特に若年層や、ある程度リスクを許容できる方であれば、このファンドは非常に相性が良いでしょう。

そして「NASDAQ100が来た!すぐにスイッチだ!」と思われた方も多いと思いますが、ここは一旦冷静に。

楽天iDeCoでNASDAQ100ファンドにスイッチング(積立商品変更)する場合、いくつかのメリット・デメリットを把握したうえで判断するのが賢明です。

メリット

  • 長期的な高リターンが期待できる
    GAFAMを中心としたテック系銘柄に集中しているため、成長性が高く、今後10年スパンで大きな伸びが期待されます。
  • iDeCoの節税メリットと高成長を同時に享受できる
    掛金全額が所得控除の対象となる上に、値上がり益や分配金にも非課税。節税しながら攻める投資が可能になります。
  • すでに楽天で運用しているなら変更も簡単
    同じiDeCo口座内で商品を切り替えるだけなので、手続きはそこまで複雑ではありません(後程解説します)。

デメリット

  • ボラティリティ(価格変動)が非常に高い
    NASDAQ100はハイテク株中心のため、相場の上下が激しいです。暴落時にはS&P500より大きく値を下げるリスクも。
  • 将来のパフォーマンスは保証されない
    これまでのリターンが良かったとしても、今後も続くとは限りません。特に金融政策や景気動向の影響を受けやすい点には注意が必要です。
  • 出口戦略を考える時に値動きが気になる
    受取時期が近い人にとっては、暴落リスクを抱えたまま運用することになるので注意が必要です。

私個人はこう動きます

上記のようにメリットとデメリットはありますが、私自身はこのファンドがiDeCoに登場した瞬間に「スイッチ決定!」となりました。

理由は単純で、運用期間がまだ長く、さらにリスクを許容できる立場だからです。時間を味方にできる今のうちに、高リターンが期待できるアセットに資金を振っておくことで、老後資産をより大きく育てたいという方針に合致しています。

もちろん、これはあくまで私のリスク許容度や運用方針に基づいた判断ですので、すべての人に当てはまるわけではありません。

これから積立を始める方や、出口戦略が近い方は、ご自身のライフプランや投資経験に照らし合わせて慎重に判断されることをおすすめします。

iDeCoの活用にさらに幅が出た

これで楽天証券のiDeCoでも、かなり攻めた資産形成ができるようになりました。

リスクを取りつつ、節税もフル活用して、老後資産を強く育てていきたい方にとっては、待ちに待った神アップデートと言えますね。

楽天口座を開設して、さらにiDeCoも検討している方は、これを機に「iDeCoでナスダック」を検討してみる価値は大いにあると思います。

iDeCoの現在の時価評価額

そういえば最近iDeCoの評価額を全然みてなかったので、スイッチングのついでに確認してみます。積立している銘柄は「楽天S&P500楽天DC」です。楽天版のS&P500ですね。

まぁ見るまでもなく大幅なプラス!評価損益で言えば+29.58%の含み益となっています。運用利回りは16.18%と、詐欺商品を疑うレベルのリターンです。凄い。

まぁiDeCoはガチャガチャできない分、株価市場が上がろうが下がろうが関係なしで積立てしていくのでリターンも高くなりますね。

売却前に記念キャプチャ。楽天オルカンから楽天全米に変え、そして現在の楽天S&P500へと過去2回スイッチングを行っておりました。

途中でスイッチングを複数挟んだ影響で現在の評価損益は+287.377円(+9.9%)となっていますが、実際の含み益は先ほどのキャプチャで紹介した通り+724,994円となっております。

直近の関税トラップによって含み益は30万円程下がってしまいましたが、それでも十分な含み益バリアが発生しています。

iDeCoをナスダック100にスイッチングする

前置きが長くなりましたがここからが本題。早速「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」にスイッチングを行っていきます。

基本的な作業は簡単で、iDeCoの管理画面から現状の商品を全部売却して、新たに楽天ナス100を購入するだけ。簡単です。

「保有銘柄を入れ替える」のオレンジのボタンをクリックして画面を進めていきます。

次の画面で「保有商品の入れ替え設定へ(スイッチング)」をクリックします。

売却したい商品名のリンクをクリックします。私の場合は「楽天S&P500楽天DC」となりますが、ここは各人で所有している商品が違うと思いますので、都度確認してください。

購入する銘柄は上記の「037 楽天NASDAQ100楽天DC」となりますので、商品名の横にあるチェックボックスをクリックして「売却数量指定に進む」のボタンをクリックします。

※このボタンクリックした後に画面が真っ白になって何も起こらない?となった場合は画面を上にスクロールしてください。なぜかページ下部まで画面がスクロールされた状態でページ遷移することがあるようです。

売却する商品名の欄にある「売却数量」の「全部」にチェックを入れて、購入商品の欄にちゃんと「037 楽天NASDAQ100楽天DC」がセットされていることを確認。さらに割り当て数量が100%になっていることも確認してください。

複数商品を購入している方はここで購入割合を設定することができます。私の場合は購入する銘柄は一つだけなので自動的に100%が割り当てられます。

最後に「申込内容確認に進む」ボタンを押します。

内容をチェックし、問題なければ申込ボタンを押してスイッチング作業は完了です。お疲れさまでした。10日程度でスイッチングが完了する様なので後は気長に待ちましょう。

まとめ

iDeCoは私のような個人事業主にとっては現役引退後の老後資金と節税対策を同時に行うことができる神制度です。

60歳まで引き出せないとか、投資なので元本割れの可能性がある点に加えて、出口部分での金融課税が将来的にどうなるかも不透明ですが、それでも使わないという選択肢は無いくらいのメリットがあります。

結局は税金支払いの先送りだといわれることもありますが、節税効果で浮いた資金を投資に回すことで、将来得ることができる投資益がさらに増える可能性が高まります。

加えて、今回のナスダック100に連動した商品が登場したことで高リターンも狙えるようになりました。

S&P500は年利のリターン平均が7%、ナスダックが15%くらいと言われていますので、上手くいけば1.5倍程度のリターンを得ることができるかもしれません。

ただし、ハイテクが今後も市場を引っ張っていくかどうかは誰にもわかりませんし、米国株自体が10年20年後にはダメダメになってる可能性も。

そういった大きなデメリットも全て享受しつつ、今後も引き続きハイテク関連株に集中投資していきます!

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