
結論から言うと、投信積立のポイント目的だけなら楽天ゴールドカードのままで十分です!
楽天ブラックカードの「投信積立3.2%還元」は確かに魅力的ですが、年会費まで含めて計算すると、私の使い方ではゴールドカードの方が年間約1,400円有利でした。
しかも、楽天ペイ残高(旧楽天キャッシュ)で積み立てている月5万円分については、カードの種類に関係なく0.5%還元です。そのため、少なくとも私の使い方なら、
3.2%という数字だけを見てブラックカードへ変更する必要はない
という結論になりました。
2027年から楽天ブラックカードの投信積立が最大3.2%に
楽天証券は、2027年1月買付分から楽天ブラックカードによるクレカ積立のポイント還元率を変更します。
前年の楽天カードのショッピング利用額が、
- 400万円未満:2.0%
- 400万円以上:3.2%
となります。

年間400万円以上カードを利用する人にとっては、かなりインパクトのある改定です。
ただし、楽天証券のクレカ積立分そのものは、この「年間400万円」の判定には含まれません。
コツ男の場合は毎月15万円を楽天証券で積み立てている
現在は、
- 楽天カードのクレカ積立:月10万円
- 楽天ペイ残高(楽天キャッシュ):月5万円
の合計月15万円を投信積立に使っています。
年間では、
- 10万円×12=120万円
- 5万円×12=60万円
なので、合計180万円です。
楽天ペイ残高積立は月5万円まで利用でき、還元率はカード種類に関係なく0.5%です。
そのため今回の比較で差が出るのは、主に月10万円のクレカ積立部分です。
ゴールド・プレミアム・ブラックを比較
現在積み立てているような代行手数料0.4%未満の投信を前提にすると、クレカ積立還元率は、
- 楽天ゴールド:0.75%
- 楽天プレミアム:1.0%
- 楽天ブラック:3.2% ※年間400万円以上利用の場合
となります。

年会費は、
- ゴールド:2,200円
- プレミアム:11,000円
- ブラック:33,000円
です。なので、毎月15万円を積み立てた場合は以下の様になります。
| カード | クレカ積立120万円 | 楽天ペイ残高60万円 | 合計ポイント | 年会費 | 差引後 |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天ゴールド | 9,000pt | 3,000pt | 12,000pt | 2,200円 | 9,800円 |
| 楽天プレミアム | 12,000pt | 3,000pt | 15,000pt | 11,000円 | 4,000円 |
| 楽天ブラック | 38,400pt | 3,000pt | 41,400pt | 33,000円 | 8,400円 |
還元率の結果をまとめると、
ゴールド:9,800円相当
ブラック:8,400円相当
ゴールドが年間1,400円上です。
年400万、450万、500万円使っても結果は同じ
通常のカードショッピング還元率は、ゴールド・プレミアム・ブラックとも原則1%です。そのため通常利用額を増やしても、今回の比較では差額はほぼ変わりません。
| 年間カード利用額 | ゴールド | プレミアム | ブラック |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 49,800円相当 | 44,000円相当 | 48,400円相当 |
| 450万円 | 54,800円相当 | 49,000円相当 | 53,400円相当 |
| 500万円 | 59,800円相当 | 54,000円相当 | 58,400円相当 |
※通常利用1%+投信積立ポイント-年会費の単純比較。キャンペーンや個別特典は含めていません。
つまり、年間400万円以上使うからブラックが自動的に得になるわけではありません。
ただしブラックカードとの差はわずか1,400円
ここはブラックカードにとってかなり強いところです。
ゴールドからブラックへ変更すると、年会費は年間30,800円増えます。しかし投信積立のポイントは、
9,000pt → 38,400pt
となり、年間29,400ポイント増加します。
つまり、投信積立だけでブラックカードの追加年会費の約95%を回収できます。そのため、
- 空港ラウンジ
- コンシェルジュ
- 楽天市場の優遇
- 楽天モバイル関連特典
- 旅行関連サービス
などに年間1,400円以上の価値を感じる人なら、ブラックの方が有利になります。楽天ブラックカードにはこうした付帯サービスがあります。
なのでブラックカードが悪いという話ではありません。むしろ、
ブラックカードの特典を使う人ならかなり魅力的になった
という改定だと思います。
プレミアムカードは今回の目的では微妙
今回の比較では楽天プレミアムカードが一番不利でした。
ゴールドと比べると、投信ポイントは年間3,000ポイント増える一方で、年会費は8,800円増えるため、単純計算では年間5,800円ほど不利になります。
ただし、楽天ブラックカードを通常ルートで申し込むためには、
- 楽天プレミアムカードを12か月以上保有
- 直近12か月のカード請求額500万円以上
という条件があります。
そのためブラックを本気で狙うなら、一時的にプレミアムカードを経由する意味はあります。
「年間400万円利用」と「ブラックカード取得条件」は別
ここは少しややこしいです。
今回の3.2%還元の条件は年間400万円以上ですが、通常のブラックカード申込条件は12か月間で500万円以上です。加えてプレミアムカードを12か月以上持つ必要があります。

つまり、
年間400万円使っている=すぐブラックカードを申し込める
ではありません。
この点でも、現在ゴールドカードを使っている人が、3.2%のためだけにすぐ動く必要はないと思います。
結論:ゴールドのままでOK
今回の条件なら、コツ男は楽天ゴールドカードをそのまま使います。理由はシンプルです。
毎月10万円のクレカ積立+5万円の楽天ペイ残高積立をしても、年会費込みではゴールドがわずかに有利だから。
楽天ブラックカードの3.2%という数字は確かに魅力的ですが、年会費まで含めれば、投資だけで大きく得するわけではありません。
現在のゴールドカードで、
- 月10万円をクレカ積立
- 月5万円を楽天ペイ残高積立
という形を続ければ十分です。
今後、年間利用額が自然に500万円を超え、ブラックカードの旅行・コンシェルジュ・楽天グループ特典まで活用したくなったときに、改めて検討すればいいんじゃないでしょうか?
ポイントを増やすためにカードを上位ランクへ変えるのではなく、年会費まで含めた実質的な得で判断する。
今回は計算してみた結果、「楽天ゴールドのままでOK」という結論になりました。
