投資をしていると、たまにこういう瞬間があります。
- え、もうこんなに上がってるの?
- 昨日買っておけばよかった・・・
- ここで買わないと、もう二度と安く買えないんじゃないか?
- みんな儲かってるのに、自分だけ置いていかれてる気がする!
これがいわゆるFOMOです。FOMOとは、Fear Of Missing Outの略で、日本語にすると「取り残されることへの恐怖」「置いていかれる不安」という意味です。
株式投資の世界では、急騰している株やETFを見て、冷静な判断よりも「買わなきゃ!」という焦りが勝ってしまう状態を指します。
これ、めちゃくちゃ危険です。なぜなら、FOMOに支配されている時の自分は、投資家というより、ほぼ高値掴み量産マシーンになっているからです。
FOMOは「儲けたい」よりも「置いていかれたくない」が強い状態
投資で買い判断をする時、本来であれば見るべきものは色々あります。
企業の業績、金利、バリュエーション、チャート、指数の過熱感、自分のポートフォリオ比率、余力、リスク許容度などです。
でもFOMO状態になると、そういうものがかなり吹き飛びます。
頭の中はだいたいこんな感じになります。
- 上がってる!
- 買わないと!
- みんな儲かってる!
- 自分だけ乗れてない!
- 今買えばまだ間に合うかも!
もう完全にテンパっています。
こうなると、買っている理由が「割安だから」でも「長期で持ちたいから」でもなくなります。
ただ単に、上がっているものに乗り遅れたくないから買うという状態になります。
これがFOMOの怖いところです。
FOMO買いは、だいたい買った瞬間が天井になりやすい
もちろん、FOMOで買った銘柄がそのまま上がり続けることもあります。
ありますが、それを期待して毎回飛びつくとかなり危険です。
特に、SNSで話題になっている銘柄、急騰しているテーマ株、レバレッジETF、仮想通貨、半導体関連、AI関連などは、FOMOが発生しやすいです。
チャートを見ると、数日で一気に上がっている。Xを見ると、爆益報告が流れてくる。YouTubeを見ると、「まだ間に合う」と言っている人がいる。ニュースを見ると、「AI革命」「次の覇権」「歴史的チャンス」みたいな言葉が並んでいる。
こういう時、人間はかなり弱いです。
「いや、自分は冷静だから大丈夫」と思っていても、口座残高とチャートを見た瞬間に、指が買いボタンの上でプルプルし始めます。
そして買う。買った直後に下がる。あるあるですね。
FOMOが危険な理由
FOMOが危険なのは、単に高値で買いやすいからだけではありません。一番の問題は、買う前に出口を決めていないことです。
冷静な投資なら、買う前にある程度は考えます。
- なぜ買うのか
- どれくらい買うのか
- どこまで下がったら追加するのか
- どこまで上がったら利確するのか
- 想定が外れたらどうするのか
でもFOMO買いは違います。とにかく「今買わないと置いていかれる」という感情が先に来るので、出口戦略がありません。
だから、下がった時に困ります。
- 買値から5%下がる。まあこれくらいは誤差
- 10%下がる。長期で見れば大丈夫
- 20%下がる。ここまで来たら売れない
- 30%下がる。助けて
この流れです。
最初は短期で乗るつもりだったのに、気づけば長期投資家に転生しています。
しかも、ちゃんと考えて長期投資家になったのではなく、損切りできなかった結果としての長期投資家です。
これはかなり危ないです。
レバレッジ商品とFOMOの相性は最悪
特に注意したいのが、TQQQ、SOXL、TECL、FNGU、LABUのようなレバレッジ商品です。
これらは上がる時の破壊力がすごいです。1日で5%、10%、場合によってはそれ以上動くこともあります。
だから、上昇局面ではものすごく魅力的に見えます。
- これ、普通の投信じゃなくてTQQQでよくない?
- S&P500積立なんてぬるいんじゃない?
- SOXLに突っ込めば一気に資産増えるんじゃない?
こういう悪魔のささやきが聞こえてきます。ただし、レバレッジ商品は下がる時も強烈です。
上がっている時は夢の加速装置。下がっている時は資産破壊装置。この二面性があります。
なので、FOMOでレバレッジ商品を買うのはかなり危険です。本来、レバレッジ商品は「安くなった時に、ルールを決めて使う道具」です。
ところがFOMO状態だと、「上がっているから買う」になってしまいます。これは順番が逆です。
レバレッジ商品は、テンションで買うものではありません。
テンションで買うTQQQ。テンションで買うSOXL。テンションで買うLABU・・・だいたい後で反省文を書くことになります。
FOMOを完全に消すのは無理
では、FOMOを完全になくせるのか。正直、無理です。人間なので。投資をしていて、隣の芝生が青く見えない人はいないと思います。
自分が持っていない銘柄が爆上げしていたら、普通に悔しいです。自分が売った後に上がったら、普通に腹立ちます。
買おうか迷っていた銘柄が、その後2倍になったら、普通に「うわああああ」となります。それはもう仕方ないです。
大事なのは、FOMOをゼロにすることではありません。FOMO状態の自分が、致命的な行動をしないようにルールを作ることです。
FOMO対策は「買わないルール」を先に決めること
投資では、買うルールよりも、買わないルールの方が大事なことがあります。特にFOMO対策では、これがかなり重要です。
例えば、こういうルールが必要だと思っています。
- 急騰した当日は買わない
- SNSで話題になってから飛びつかない
- 買う場合でも一括では買わない
- レバレッジ商品は平時に大きく買わない
- 買う前に、売る条件を決める
- すでにポートフォリオが同じテーマに寄っていないか確認する
特に大事なのは、一括で買わないことです。
FOMOで一括購入すると、買った瞬間に自分のメンタルがその銘柄に支配されます。
上がれば天才気分。下がれば地獄。これは精神衛生上よくないです。
どうしても買いたいなら、まずは少額でいいです。「監視用に少しだけ持つ」くらいなら、まだ許容できます。
ただし、監視用と言いながら、いきなり大金を入れるのはダメです。それは監視用ではなく、ただの本気買いです。
FOMO買いを防ぐチェックリスト
買う前に、最低限これくらいは確認した方がいいです。
- その銘柄を買う理由は、上がっているからだけではないか
- 今買わないといけない明確な理由があるか
- すでに自分のPFに同じテーマの銘柄が多くないか
- 買った後に20%下がっても持てるか
- レバレッジ商品の場合、50%以上下がる可能性を受け入れているか
- 利確ラインを決めているか
- 損切り、または撤退条件を決めているか
- 買う金額は総資産に対して大きすぎないか
このチェックリストに答えられないなら、その買いはたぶんFOMOです。特に「今買わないと二度と買えない気がする」という理由は危険です。
相場はだいたい何回もチャンスをくれます。もちろん、一直線に上がっていく銘柄もあります。
でも、毎回それを取りに行こうとすると、どこかで大きく食らいます。
FOMOを味方にする方法
FOMOは完全に悪者というわけではありません。FOMOを感じるということは、そのテーマに関心があるということです。
つまり、FOMOは投資アイデアの入口にはなります。ただし、FOMOをそのまま買い注文に変換してはいけません。
FOMOを感じたら、こう考えるのが良いです。
「自分は今、置いていかれる恐怖を感じている」
「ということは、冷静な判断ができていない可能性がある」
「まずは少額で監視するか、次の押し目まで待とう」
これくらいでいいです。
FOMOをゼロにする必要はありません。FOMOを感じた時に、いきなり全力買いしなければいいだけです。
私の中でのFOMO対策
私の場合、資産形成の本体は投資信託、NISA、iDeCoで作る方針です。S&P500、FANG+、NASDAQ100、レバナスあたりを中心に、基本は長期で握る。
一方で、TQQQやSOXLのようなレバレッジETFも完全に捨てるつもりはありません。なぜなら、正直に言うと、レバレッジの爆発力は魅力的だからです。そこをきれいごとで否定するつもりはありません。
ただし、常時フルレバで行くのは違う。
平時は投信メインで、暴落時だけTQQQを段階投入。SOXLのような商品は、使うとしても戦術枠の範囲内。
このくらいの距離感が、自分にはちょうどいいと思っています。
FOMOで飛びつくのではなく、暴落時に自分のルールで買う。これが大事ですね。
FOMOは資産形成の敵。でも、ルールがあれば制御できる
FOMOは、投資家なら誰でも感じます。
- 急騰銘柄を見れば買いたくなる。
- SNSで爆益報告を見れば焦る。
- 自分だけ置いていかれているように感じる。
これは普通です。でも、その感情のまま買うと危険です。
特に、レバレッジ商品やテーマ株でFOMO買いをすると、かなり高い確率でメンタルを削られます。
投資で大事なのは、すべての上昇を取りに行くことではありません。自分が取るべき上昇だけを取りに行くことです。
自分のルール外の上昇は、見送ってもいい。他人の爆益は、他人の爆益。自分には自分の資産形成ルールがあります。
FOMOに負けて高値で飛びつくより、現金を持って待つ方が、結果的に強いことも多いです。買いたい時ほど、一回止まる。
「これは本当に投資判断か? それとも置いていかれたくないだけか?」
この質問を自分に投げるだけでも、かなり無駄な高値掴みは減ると思います。
FOMOは誰にでもあります。でも、FOMOで全力買いする必要はありません。
投資は、買う勇気よりも、買わない我慢が効く場面があります。焦って飛びつくより、ルールを守って待つ。
これが、長く相場に残るためにはかなり大事だと思っています。

本記事はAIアシスタント(ChatGPT)を活用して執筆しました

