私の投資歴は浅く、本格的に入金を初めてからまだ僅か4年と、素人に毛が生えた程度の投資初心者なわけですが、一応右肩上がりで順調に資産が伸びております。
2021年までは「この相場なら誰でも勝てた」と言われた通り、コロナバブルによってバラまかれたお金が株式に流れ込み、米国株一強の様相となりました。
その「誰でも勝てた」相場に居ることが出来たのは非常に幸運でありましたが、そんなバブル相場は当然長くは続かず。
2022年は政策金利の上昇による「金利ショック」が発生し、S&P500やナスダックは大きく下落。特にレバレッジを掛けていた投資家を焼き尽くすかの勢いで株価は下落し、私も含めた株クラ民を阿鼻叫喚させたことはまだ記憶に新しいですね。
以下に2018年から2024年までの投資遍歴を紹介していきたいと思います。
2018年 楽天証券を開設~ポイント投資を始める
2018年6月頃、楽天証券にて証券口座を開設。何きっかけで証券口座を開設したのかは忘れましたが、最初は余った楽天ポイントで投資信託を購入。晴れて投資家?デビューとなりました。
その後、1年間程はポイント投資のみで入金による投資は無し。実際に入金ベースでの投資を開始したのは2019年の8月からと、口座開設から随分と時間が経ってからの本格的なスタートとなりました。
今にして思えば、本当にこの頃からなんでちゃんと入金買付してなかったのかと、当時の自分に説教したい気持ちです笑
1年でも早く投資を開始すること。これは投資に置いて「成功するための秘訣の一つ」だと思います。
2019年 クレジットによる自動積立を開始
2019年の8月より、楽天カードによる投資信託の自動積立をスタート。銘柄は楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)です。
最初は月1万円の積立でしたが、この年の11月からは最大枠の5万円に設定。現在に至るまで投資信託を毎月欠かさず5万円(2024年からは10万円に増額)積み立てています。
2020年 高配当ETFを中心に購入するもコロナショックが直撃
2020年からは自動積立に加えて、各種ETFの購入を開始。VOO、VYM、SPYD、QQQ、HDVをメインに、超長期米国債のEDVをはじめとしたAGG&LQDの債券ETFで脇を固めていました。
投資と株について色々と調べて回った結果、当時は色々なものに手を出していました。
しかし、ご存知のコロナショックが到来。サーキットブレーカー制度が発動する等、物凄い暴落を経験。・・・といっても、まだ金額が少なかったのでダメージも小さかったのですが、当時、やっと入金ベースも上がってきたばかりの初心者にはこれはきつかった!
この年の1月に約30万を追加し、さあこれからと思った矢先の大暴落です。これが投資の怖さか・・・。大きな洗礼を食った形でしたが、その後暴落して底を打ったと思われた(ってかたまたまですが)3月末から5月にかけて、合計で30万程を追加投入。2番底があるあると騒がれまくってた中での追加投資はさすがに勇気がいりましたが、頑張って入金してよかったと今は思います。
その後も毎月5万の投資信託と余剰資金によるETFの買い増しが功を奏し、結局2020年は¥177,185→¥1,741,107と大きく数字を伸ばすことが出来ました。うまいことコロナバブルに乗ることが出来たように思います。
尚、2020年は米国株だけでなく日本株も高配当株を中心に色々と買ってました。ネオモバを利用していましたが、楽天証券の管理画面の使い勝手が良すぎてネオモバは使いにくい印象です。
2021年 高配当中心のPFからレバレッジ中心のPFに変更
2021年は6月頃までは前年と同様、インデックス投資をメインに各種ETFを買い増していく流れでしたが、7月頃から毎月5万の枠の一部(2万円分)をレバナスに変更。さらにその後、高配当ETF(SPYD、DIV、VYM、HDV、EDV、AGG、LQD)の枠を全て利確し、さらに日本株も全て売り払い、その資金でVOOとQQQを買い増し。
一時期は年間の配当が5万円程までになっていたのですが、VOO、QQQ、そしてレバナスやその他3倍レバレッジETFのキャピタルゲインによる資産の上昇の方がはるかにリターンが高いことに気づき、指針を変更。インカムは捨てて今後のキャピタルゲインによる資産形成に完全に舵を切ります。
その後、SOXL、TECL、WEBLの3レバレッジ兄弟を購入。覚えたてのMACDやらDCやらRSIやら100日移動平均線やらのテクニカルな指標を利用した売買を何度か繰り返した結果、完全なビギナーズラックで売買益(実現損益)も約60万円を超えるまでになりましたが、売る度に税金持ってかれてる事実と、売買が非常に面倒だという点に気づいてからは買増しのみを行う戦略に転換。
そして2021年は総資産が¥1,741,107→¥4,889,450と大幅増。1年で約300万円程資産が増えました。この総資産にはビットコインが4%と、日本株もほんの少し入ってるので厳密には米国株だけの資産ではありませんが、まぁ比率としては微々たるものなのでそこは気にしないことにします。
尚、宝くじ枠としてCWEBも購入しましたが、これは大失敗の大やけど。含み損が40%オーバーとエラいことになってしまいました。
□追記:最終的に-67%で損切。チクショウ!!
2022年 (今のところは)レバレッジ戦略を継続
2022年の1月現在、VOOとQQQを全て利確し、その資金(約70万円)でレバナスをNISA枠で一括購入。投資信託の楽天VTIとeMAXIS Slim 米国株式、iDeCoで積立中の楽天VT以外は全てレバレッジ商品となっています。
今年は毎月16万円を投資に回し、7月と12月はそれぞれ20万円ずつをさらに投入する予定です。投資元本は232万円となります。
尚、私は個人事業主なのでボーナスはありません。なので7月&12月に追加投資する意味は無いのですが、ボーナスで浮かれる株クラ界隈のアゲアゲ気分に一緒になって浸りたい。また、12月から1月にかけては株価が上昇するというアノマリーがありますので、それにも乗っかりたいというのもあります。
今年の最終目標額としては710万円に設定。今年はテーパリングや金利上昇によるハイテク売りが加速する流れと言われています。オミクロン株懸念も依然としてリスク要因となっていますので、リターン計算は大甘に見て±0として、前年比で元本のみが積み上がったと想定した目標額に設定しました。
しかしながら、PFの特性上投資元本を割る可能性も十分考えられますね。
気が付けば防御力が非常に薄い攻撃的なPFになってしまいましたが、私の現在のリスク許容度であればこれくらいは大丈夫かな?という感じですが、今後も情勢の動きを見ながらその時々でマストと言えそうな戦略に転換していきます。
レバレッジ商品以外のPFは「楽天VTI」と「eMAXIS Slim 米国株式」、そしてiDeCoで持ってる「楽天VT」の3つ。これらを合わせると現PFに占める割合は約28%となります。一応ディフェンス枠です。え?全然防御になってないって???
当面の目標金額
2022年1月に立てた当面の目標金額ですが、ブログのサイドナビにある簡易プロフィールの部分にも記載してる通り「3000万円」に設定しました。
現在の入金力と米国株の平均リターン(S&P500で年約7%)を加味すると、10年とかからず達成できる可能性があります。
・・・逆に、これから10年先は米国株が右肩下がりでITバブルやリーマンショック後の様な長い長い低迷期に入るかもしれません。そうなると10年どころか、もっと年数が必要になるでしょう。
でも、そうなったとしてもその次の10年を見据えて、じっくりと長期目線で株式投資を継続していきたいと考えています。
現在の資産運用状況(2024年度版)
最後に現在までの資産運用額をまとめます。
- 2018年・・・¥6,988(投資開始)
- 2019年・・・¥177,185(本格的に入金を開始)
- 2020年・・・¥1,741,107(コロナショック→その後コロナバブル)
- 2021年・・・¥4,889,450(コロナバブル)
- 2022年・・・¥4,691,717(40年ぶりの急激な金利上昇による金利ショックが発生)
- 2023年・・・¥17,630,318(AIバブルで半導体需要が爆発)
- 2024年(目標)・・・¥22,000,000(リセッション警戒も利下げで株高予想も?)
金額は毎年12月31日(米国時間)が終了し、資産が確定した時点で数字を更新します。
この項目に関しては毎年1回、年始に更新し、当面の目標額である3000万円を記録するまでは続けたいと思いますので、今後も暇つぶしに見てもらえれば幸い。
毎月の資産運用状況については以下をご覧ください。こちらについては毎月継続して更新していきます。
2024年
2023年
2023/1/9 追記
戒めの意味も込めての追記。2022年は株クラにとって非常に厳しい相場となりました。私も例に漏れず。
2022年12月末の予想資産は、2021年末の時点では「¥7,100,000(予想)」としておりました。株価は横ばい想定で入金分だけ+にした数字にしてました。
ところがどっこい。終わってみれば約470万円となり、頑張って買付していたにもかかわらず前年を下回る結果に。酒!飲まずにはいられないッ!
金利上昇局面における株の下落スピードを正直舐めておりました。特にビッグテック系が弱く、それにレバレッジを掛けた3倍ETFやレバナスはボッコボコにやられる1年となってしまいました。
さて、2023年はどうなるか。懲りずにまた予想・・・というか目標金額を入れてみたので、1年後に答え合わせをしてみます。
さらに追記:1年後の答え合わせの結果は・・・
AIバブル到来による大幅な上昇となりました。2022年の下落相場でもレバナス、SOXL、TECLをホールド&買い増しを続けたのが功を奏しました。